菊地和博総合文化学科学科長の東北文化に関する講座
菊地和博総合文化学科学科長が、8月9日(土)14時から山寺芭蕉記念館において、「東北文化の姿かたち ―祭りと芸能、信仰と鎮魂に映し出される自画像―」と題した講座をひらきます。
この講座は、8月2日から24日にかけて週1回ずつ行われる「第24回 山寺芭蕉記念館 文化セミナー 東北再発見 - 歴史に学ぶ「みちのく」の文化とその歴史と可能性 -」の一つになります。菊地学科長の講座の概要は次の通りです。
「東北文化の姿かたちを民俗学の観点から考えてみます。青森市のねぶたなどに代表される東北の夏祭りの由来。シシ踊り・田植踊りなどの芸能で東北にしたみられない特徴。恐山や月山などの霊山やモリノヤマ信仰の本質。その他、冷害による飢饉の犠牲者の鎮魂事例なども取り上げて東北の基層文化に迫ります。」
菊地学科長の講座の他、芥川賞作家の玄侑宗久氏や山形大学基盤教育院教授の山本陽史氏、東北芸術工科大学准教授の佐藤健治氏の講座もひらかれます。
講座へのご参加に関する詳細につきましては、山寺芭蕉記念館の文化セミナー紹介ページよりご確認下さい。