お知らせ

総合文化学科1年生「地域体験」学習(3)

 総合文化学科「地域体験」学習について、参加した学生のメッセージを紹介します。

 トレッキングでは、約2時間かけて自然豊かな山の中を歩きながら、ガイドさんにたくさんのお話を伺いました。私が住んでいる山形市内とはまったく違い、まだたくさんの雪が残っていました。まるで時間がゆっくりと流れているかのように、いつも見ている景色とは別の世界が広がっているように感じられました。雪の重みで折れた木や象の鼻のように曲がっている木が多くありました。「自然の力は大きい」と強く感じるとともに、私たちに生きる力を与えてくれる自然をこれからも大切にしていこうと思いました(岸野麗美さん)。
 月山トレッキングの途上、雪解け水の温度を実感するために、30秒間、川の水に手を入れる「我慢大会」をしました。水の温度は5.9℃で、手の感覚がなくなるほど冷たいものでした。山では特にブナの木について学ぶことができました。ブナの根は空気を必要とするため、土の中には空洞ができているとのことです。横にあった崖をみると、たくさんの穴が開き、そこから根が出ているのを見ることができました。また、ブナの木は湿ったところには生えないそうです。確かに、ブナの木が生えている場所とそうでない場所がはっきり違っていました(高瀬保奈美さん)。

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