ビジネストレーニング報告会実施
11月14日(水)18時30分より、山形グランドホテルにてビジネストレーニング報告会を実施しました。
ビジネストレーニングは、総合文化学科のビジネス関係の授業の集大成に当たる科目で、ビジネス関係の授業で学んだ知識を実践するために、学生たちが各事業所で5日間研修を行うというものです。
事業所での研修は、東北の大学の中では本学が真っ先に開始したもので、今年で17年目になります。今年は16事業所で18名の学生が研修をさせていただきました。
最初に学生達による研修成果の報告がなされ、その後事業所の方々と本学教職員とで情報交換を行いました。情報交換の中で事業所の方々より頂戴したご意見は、翌年度のビジネストレーニングに反映させていきたいと考えています。
以下ビジネストレーニングを受講した学生のコメントを紹介します。
(総合文化学科2年 鈴木雄大さん)
「私は八文字屋本店様で研修させていただきました。書店という小売業の裏側など研修では多くの事を学びましたが、最も大きな収穫は、自分の未熟さについて気付くことが出来た点でした。仕事への取り掛かりが遅いこと、お客様への応対が上手くできなかったこと、予想外の事にマニュアル通りに動こうとし失敗したことなどです。
担当者の方が、研修中の悩みを聞いて下さったり、当日の働きについて評価してくださったりと、大変親身に研修指導をしてくださいましたので、とても良い研修を行えました。「アルバイトでも何でもいいから社会経験をした方が良い」というアドバイスを活かすべく、残された学生生活の時間を有意義に使っていきたいと思います。」
(総合文化学科2年 矢部理紗子さん)
「私は広告代理店の株式会社ハイスタッフ様で研修をさせていただきました。研修の中では、挨拶の仕方やクライアントのニーズの捉え方など様々な事をお教えいただきましたが、特に印象に残ったことは「働くこと」と「ボランティア」では何が違うのかというアドバイスでした。ボランティアは”一生懸命にしよう”というやる気が重視されますが、働くことはお給料をいただく分”それに見合う仕事をきちんとしよう”という慎重さも重要視されるというアドバイスでした。また、大学の中やボランティア活動とは異なる社会人としてのコミュニケーションの取り方も勉強になりました。研修を通して得たものを今後に活かしていきたいと思います。」