「地域体験」 受講者の感想①
6月7日から8日にかけて行われた総合文化学科1年生の必修科目である「地域体験」の体験学習の受講者の感想を紹介します。
<農業体験>
農業体験では、苗を植えたり、耕耘機を操縦したりしました。耕耘機は初めて操縦したのですが、想像していた以上に振り回されて真っ直ぐに進むことが難しかったです。コツをつかむまで大変でした。鍬を使うことも、慣れない作業で難しかったです。しかし、どの体験も貴重で、農業の大変さや楽しさ、そして達成感を感じることができました。 (髙橋智恵美)
私は韓国の都会の地域に住んでいたので、畑の仕事は今回初めて経験しました。また、山菜を採る機会はもちろん、食べる機会も今まであまりありませんでした。
耕耘機の運転は思ったよりも大変で、結構力が必要な作業でした。畑の仕事の後、ワラビ採りを行いました。農業体験をした日の夕食には自分たちで採ったワラビがのぼり、自給自足という貴重な体験ができました。 (禹ユリ)
<民宿での講話>
1日目の夜に、民宿のオーナーさんから大井沢のお話を伺いました。オーナーさんは5月からこの民宿のオーナーを務め始めたばかりで、それ以前は関東でサラリーマンをしていたそうです。大井沢の良いところを伺ったら、「何もないところがいい」と答えてくださいました。生活するのは大変だけれど、ロケーションも良いし山菜料理も美味しく、そのほか良いところがたくさんあると仰っていました。
また、オーナーさんは釣り好きで、実際に釣竿や道具などを見せながら、釣れる魚なども説明してくださいました。短い時間でしたが、お話をいろいろ伺い、改めて大井沢の素晴らしさを感じました。 (畠中萌子)
昔と比べて、今の西川町は便利になったそうです。交通網も発達し、温泉もできたと伺いました。しかし、高齢化により民宿の減少や結婚しない人が増えており、子どもが少ないなどの理由で休校や統合などが行われているとのことでした。休校になっている大井沢小学校はそれほど古くない校舎なのに、もったいないなと感じました。
そして、大井沢の七不思議についても伺いました。印象に残ったのは、七つ目の不思議の、「大井沢に葛はなし」という話でした。「おお、いいさわだ」と言ったことが今の大井沢の地名の由来らしいということを伺い、うまく例えているなあと思いました。
西川町は四季がきれいで山菜などの食べ物もおいしいので、機会があればまた行きたいです。 (今野優芽)