児童向けオペレッタ「かさじぞう」を上演しました
11月29日(金)、本学教員とコーラス部員13名が演じ手となったオペレッタ「かさじぞう」を、高畠町の亀岡小学校全校生徒に向けて上演しました。
以下に学生のコメントを紹介します。
【作曲担当】人間科学部子ども教育学科 4年 佐々木彩花
私はオペレッタの内10曲を作曲し、楽器編成を考えました。このオペレッタは、いずれは小学生に演じてもらうことを目標としているため、歌は子どもにも歌いやすい音域で、楽器は鍵盤ハーモニカやタンバリン、鈴、カスタネット、トライアングルといった小学校にある楽器で編成を組みました。今回、亀岡小学校で実演させて頂くことができ、子どもたちがとても楽しんでくれたことが実感できました。
来年から小学校教諭として働くので、勤務先の児童たちや多くの子どもたちに演じてもらえたら良いなと考えています。
【脚本担当】人間科学部子ども教育学科 4年 杉山早紀
私はオペレッタの脚本、作詞や舞台の演出について担当しました。この「かさじぞう」は山形の民話ということもあり、山形の伝統を子どもたちに伝えたいと思い、子どもにも理解できる範囲で方言を残しました。また、原文から台詞を書き起こす際もやさしい表現に変え、小学生だけでなく幼稚園でも形を変えて実演できるように作りました。
今回公演させて頂き、実際に子どもたちの表情を見てみると、非常に楽しんで見入ってくれたのがとても嬉しかったです。来年は幼稚園教諭として現場に出ていくことになりますので、今後も創作活動に力を入れて頑張っていきたいです。
※関連記事はこちら