総合文化学科「国際理解」にインドネシアの大学生が参加
6月23日(月)に、総合文化学科の「国際理解(担当:吉田庸一非常勤講師)」にインドネシアの大学生が参加しました。
総合文化学科非常勤講師の吉田先生は、山形県青年海外協力協会の理事ならびに山形パプア友好協会の会長をされており、国内外で様々なご活躍をされています。今回、外務省が所管する青少年交流事業JENESYS2.0(ジェネシス2.0)において、山形県青年海外協力協会の協力のもと、インドネシアの大学生の山形でのホームステイが行われました。その一環として、吉田先生は担当している授業「国際理解」にインドネシアの大学生を招きました。
授業では、最初に本学の鬼武学長が挨拶をし、その後インドネシアの大学生ならびに総合文化学科の学生による交流イベントが行われました。双方の学生たちがお互いのことを理解できるよう、授業の中では、コミュニケーションワークショップやインドネシアのダンスを一緒に踊るなどのイベントが行われました。双方の学生たちにとって、刺激の多い時間となり、お互いの国や文化への理解を深めることができました。
また、この授業を受講している総合文化学科の学生の感想は次の通りです。
・総合文化学科2年 長沼春花
今回授業でインドネシアの人と交流をして、思ったことが三つあります。
まず一つ目は、言葉の違いについてです。誕生日順で並ぶゲームをした際に、両隣にいたインドネシアの方々から様々な質問をされました。私は外国語が苦手なので困惑してしまいました。しかし、その時インドネシアの方が日本語に訳して話してくれたため、ほっとしたと共にとても驚きました。言葉の違いがあっても、その人は英語も日本語も一生懸命勉強したことが分かり、言葉の壁に対する前向きさや向上心が伝わり、自分も見習わなければいけないと思いました。
二つ目は、インドネシアの方々のオープンで前向きな性格についてです。自己紹介のときに、私たちが一人一人自分の名前を言うとインドネシアの皆さんは私たちの名前を全員が笑顔で大きな声で繰り返していました。その時、インドネシアの皆さんの明るさによって受け入れられたように感じ、安心して話すことができたのではないかと思います。
三つ目は、国が違っても皆同じ人間ということです。この「国際理解」の授業で、日本はとても平和な国で、他の国では戦争や貧富の差のある国も多いということ聞いたことがありました。しかし今回の交流の中で、言葉の違いや文化の違いはあっても、その人と一緒に話したり、踊ったり、写真を撮ったりして笑い合ってみると、皆同じ人間で同じ命であると実感しました。
今回の交流を通して、様々なことを学びました。振り返って考えてみると、お互いが相手を受け入れようとした結果、楽しく充実した時を過ごせたのではないかと思います。
来て下さったインドネシアの方々にも何か学ぶものがあったなら、うれしく思います。ありがとうございました。
・総合文化学科1年 齋藤風音
今回のこの「国際理解」の授業でインドネシアの多くの人々と楽しく交流することができた。今まで「インドネシア」という国にあまり触れてきたことがなく、名前だけ知っているという状態であったが、実際に触れ合ったり質問し合ったりすることでどんどん「インドネシア」という国に興味が湧いていたのは私だけではないだろう。
インドネシアの人々の第一印象は「明るい」だった。とても気さくで、楽しく、おぼつかない私の英語を理解しよ
うと、とても真剣に耳を傾けてくれていた。言葉という大きな壁があり、相手の伝えたいこと全てを理解することはできなかったが、表情や手振りからお互いに気持ちを通わせることができた。使う言語が異なっていたとしても、心を通わせてコミュニケーションができるということを改めて感じた。
うと、とても真剣に耳を傾けてくれていた。言葉という大きな壁があり、相手の伝えたいこと全てを理解することはできなかったが、表情や手振りからお互いに気持ちを通わせることができた。使う言語が異なっていたとしても、心を通わせてコミュニケーションができるということを改めて感じた。
この授業の中でインドネシアの国の踊りを披露して頂く時間があった。やはり、日本にはない独特の動きや音楽、衣装を見ることができた。少しの時間の中で文化の違いを身近に体験できたことをうれしく思う。
今まで外国にあまり興味がなかったが、この授業を通して、もっと海外への視野を広げていきたいと思った。そして、今後につなげていければと思う。