科目紹介
痰の吸引や栄養の注入など、現場で有用な医療的ケアを学びます
2011年の法律改正によって介護福祉士が痰の吸引や消化器に繋いだチューブから栄養を注入する「経管栄養」といった医療行為の一部を行うことができるようになりました。これらの医療的ケアを実施する上で必要な、人体の構造や機能などの基礎的な医学知識の理解を深め、技術を習得していきます。
介護チームの一員としての実践力を段階的に身につけます
1年次に開講するⅠとⅡでは、介護を必要とする人たちが、生活を継続するために必要な基本的な介護技術の理解と介助方法を学びます。ⅢとⅣは2年次に開講し、障がいに応じた実践的な介護技術や生活支援を演習を重ねながら、その根拠も含めて習得します。
広い視野で「食」を学び、日常生活の健康に繋げます
日本人の食の歴史や文化、自分自身の健康、日常生活で食べている食品の特性、調理することの意義についてなど、さまざまな視点から「食」への理解を深めることで、望ましい食生活を送るための実践力を身につける授業です。
介護福祉士の役割を理解し、必要な介護を実践的に理解します
高齢者や障がい者一人ひとりが、よりよい生活を送るための支援について幅広く理解を深めます。介護過程の展開方法を学ぶために、自分自身の生活支援に取り組み、事例演習をとおして専門的な分析力や思考力を身につけます。