橋本美香教授の論文が『日本死の臨床研究会』の奨励賞を受賞しました。
人間福祉学科の橋本美香教授(学科長)が『日本死の臨床研究会』の奨励賞を受賞しました。奨励賞は、死の臨床に関する学術的研究活動や諸活動を会員に奨励するために、優れた論文を表彰するもので、もって日本死の臨床研究会の発展に寄与することとしています。
- 受賞論文タイトル -
「特別養護老人ホームにおける看護職を対象とした看取りプログラム試案の作成」
(論文概要)
特別養護老人ホーム(以下、特養)の看護職が高齢者の望ましい看取りを実践するために必要な教育プログラムの試案の作成過程をまとめたものです。本研究の全体像は、特養の看護職の看取り上の課題を明らかにした第1稿(死の臨床63,2014)、今回の、特養の看護職の看取りの教育プログラム試案を作成した第2稿(死の臨床69,2017)、最終稿として現在投稿中の特養の看護職の看取りの教育プログラムの開発から成り立っており、博士論文の公表を目的として執筆していたものです。
『日本死の臨床研究会』は、死の臨床において患者や家族に対する真の援助の道を全人的立場より研究していくことを目的とし1977年に創立されました。『日本死の臨床研究会』は、医師、看護師他、コメディカルスタッフ等、全国に多くの会員がいます。