児童教育研究センター「平成30年度 第6回教育における情報化に関する研究会」盛会のうちに終了
6月30日(土)午後1時から、児童教育研究センター「平成30年度 第6回教育における情報化に関する研究会」が本学にて行われ、県内外から49名の方に参加者いただきました。
研究会前半では、青山学院大学客員教授 阿部和広氏の講演、川西町立小松小学校教諭 後藤聡氏と中山町立長崎小学校教諭 岩城豊氏の実践発表がありました。
阿部氏はプログラミング教育とはどういうことであるのかについて、より具体的な説明と理論の両面から、わかりやすくお話ししてくださいました。その中でも「これからの社会で起こる破壊的イノベーションと言われる変革が起ころうとしている。その変革に対応できる子どもを育てることが、今の教師に求められている」という話は、特にインパクトがありました。
後藤氏、岩城氏の発表は、平成32年度から各学校において取り組まなければならない内容なだけに、参加者は真剣に聞いていたようです。
研究会後半では、本学子ども教育学科准教授 眞壁豊氏をコーディネーターとし、「2020年度からのプログラミング教育に向けてできること」をテーマとしたグループワークを行いました。
グループワークでは、はじめに真壁先生よりプログラミング教育において昨年から今年までに起こったことを解説していただき、その後、グレープに分かれ、それぞれの現況に合わせてプログラミング教育として今後何ができるのかを検討しました。
参加者からは、「プログラミングについての講演、講座に参加するのは初めてでした。Scratchを子どもとやってみたいと思いました」、「初めてでしたが、参加してとても良かったです。改めて世の中、他校が進んでいることを感じました」等の感想があり、プログラミング教育についての理解が深まる研究会となりました。