お知らせ

地域の高齢者に、手作りマスクと介護予防体操DVDを制作して贈りました〔8/11〕

令和2年8月11日(火)、人間福祉学科2年生35名が「社会福祉実践演習」の授業で手作りマスク240枚と介護予防体操DVD、チラシを制作し、南山形地区、本沢地区、蔵王地区の高齢者に配布しました。

この授業は、2005年から始めた地域活動で高齢者宅を訪問し、ぶんきょうサロンを開催する等、地域の高齢者の方々と交流を行ってきました。本年度はコロナ禍の影響で地域活動を自粛することになりましたが、地域の高齢者の方々のために役立てていただけるものを考案し制作活動を行いました。

学生達は、マスク制作、介護予防体操制作、参考資料制作の3グループに分かれ、制作活動を行いました。特にマスク作りは使い慣れない道具に触れる学生がほとんどで、初めは、なかなか順調に進まない状況でしたが、徐々に作業がスムーズに流れて240枚のマスクを完成させることができました。また、介護予防体操では、高齢者の体の動きに合わせて椅子に座ってできる体操を考案し、音楽にのせて楽しく体操できるように工夫をしていました。

この授業を通した学びについて学生達のレポートには「制限がある中でもアプローチの方法はたくさんあることを改めて理解した」「誰かのためにマスクやお手紙、体操のDVDを作ることがこんなにもやりがいがあるとは思わなかった。」「地域の方の安心感や感染予防に繋がればうれしい」等々、達成感や充実感を得た感想がありました。そして、マスク等を受け取った高齢者の方々から、たくさんのお礼のお手紙が届いており、学生達への感謝と、介護福祉士として頑張ってほしいというエールと願いが込められていました。

直接的な交流はできなくても、思いやりが伝わる交流ができたように思いました。

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(文責:人間福祉学科)

※写真使用許諾取得済