東北文教大学幼児教育研究センターが主催する「2021年度本学系列５園との意見交換会」を7月15日（木）にオンラインで開催しました。

　東北文教大学付属幼稚園、社会福祉法人敬愛信の会上山あい保育園、かほくあいこども園、(指定管理)東根市立東部こども園、(指定管理)村山市戸沢保育園の５つの系列園の園長先生、主任等の先生、本学幼児教育研究センター委員、合わせて出席者は14名でした。

　幼児教育研究センター長の挨拶の後に「園内研究・園内研修への取り組みやその体制づくり」についての情報交換や意見交換が行われました。具体的には、園内研修を年7回実施し、その他にも5・6年目までの若手研修を年5回実施したり研修とは別に園内研究会を毎月実施したり、これまであった研修委員会を研究委員会に名称変更して小学校との連携・接続を研究したり、エピソード記録を基に子どもの姿を日常的に話し合い子どもに寄り添う園内研修の他に、研究部会を立ち上げてコロナ禍でも大事にしていきたいことを年次ごとにテーマを決めて研究として取り組んでいる等々、各園の特色を生かした取り組みが具体的に紹介されました。その後、各取り組みに対しての活発な質疑応答がありました。

　研修や研究のための時間や場の確保、保育者や保育現場の研究・研修に対する意識改革など、「働き方改革と保育の質の向上」といった今日的な保育現場の課題に様々な角度から様々な方法で取り組んでいる各園の実践報告を次回ぜひお聞きしたいという意見が出されました。

なお、毎年実施しております本研究センター主催の「保育実践研究会」につきまして、今年度は12月4日（土）の午後にオンラインで開催する予定でおりますので、この場をお借りしてお知らせいたします。

文責：奥山優佳（子ども学科・教授）

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