東北文教大学ソーシャルメディアガイドライン
平成27年1月22日策定
ソーシャルメディアの利用にあたっては、正しい情報を発信する姿勢を貫き、モラルある活動を心がける必要があるため、東北文教大学・東北文教大学短期大学部(以下、東北文教大学という)の教職員・学生が、ソーシャルメディアを利用する際の行動指針として、以下のとおり定めます。
1.法令遵守
日本国内の法令を遵守してください。留学や旅行など国外においても、諸外国の法令や国際法を遵守してください。特に基本的人権、肖像権、プライバシー権、著作権、商標権等に関して、十分留意してください。次のような情報は発信してはいけません。
- 誹謗中傷するような内容
- 他人のプライバシーに関する内容
- 公序良俗に反する内容
- 人種、民族、言語、宗教、身体、性、思想、信条等に関する差別的な内容
個人の責任において行うコミュニケーション活動であっても、重大な法令違反などがある場合は、東北文教大学として適切に対応します。
2.人権の尊重
一人ひとりの個性や多様性を尊重し、異なる意見や考え方、生き方をお互いに認め合うことをすべてのコミュニケーション活動の基本としてください。他者に敬意を払うことを忘れず、たとえ意見の相違や異論が合った場合でも、冷静な対応を心がけてください。
また、使用する環境や本人の意向により、すべての人がソーシャルメディアを利用できるわけではないことを理解し、コミュニティーを開設する際などには配慮することも必要です。
3.正確な情報の発信
正確な情報を伝えるようにしてください。発言内容に対する責任は、発言者が持ちます。意図的か否かに関わらず、虚偽や不明確な情報を発信することは、あなた自身のみならず東北文教大学の名誉と信頼を損なうことになることを認識してください。
情報を発信する前に内容の真偽を確認するとともに、万が一、誤った情報を発信した場合には速やかに謝罪し、事実関係を精査した上で訂正した情報を公開してください。
4.守秘義務・機密情報の取り扱い
職務上、または在籍上知り得た守秘義務のある情報を公的に発言してはいけません。他人の個人情報を本人の許可なく掲載することや、大学の研究上の秘密など、不適切な情報を発信することがないよう、注意してください。
5.大学の一員である自覚
東北文教大学の教職員・学生であることを明らかにした上で、ソーシャルメディア上でコミュニケーションを行う場合は、あなた個人だけではなく、社会全体から東北文教大学を代表したイメージで受け取られることを十分に自覚してください。
東北文教大学の教職員・学生であることに言及し、個人的見解を発言する場合は、東北文教大学の一員としての身分及び本名を明らかにした上で一人称を使用し、東北文教大学の見解ではなく自身の見解であることを明確にしてください。
6.自身のプライバシー保護
ソーシャルメディア上でのコミュニケーション活動は、情報を削除しても、第三者において保存・アーカイブ化されたものが半永久的に利用される恐れがあります。個人情報を登録・公開する際は、サービスの安全性やその必要性を検討した上で行い、自身のアカウントのなりすましや悪用を防ぐため、パスワード等の流出がないようにしてください。
また、個人情報を明らかにしていない場合でも、行動の履歴等から個人を特定されることもあります。GPS機能を有する端末で撮影した写真等を投稿する際には、プライベート情報が筒抜けになってしまうこともありますので、十分留意してください。
7.大学名を使用した公開ソーシャルメディアアカウントについて
大学名(東北文教大学・東北文教・ぶんきょう・東北文教短大等)を使用して、公開を目的としたソーシャルメディアアカウントを無断で登録することを禁止します。(FacebookやLINE等における、閉じられたグループでの登録名はこれに含みません)
学部・学科、各部署で公開ソーシャルメディアアカウントを開設する際は、広報委員長に申請を行ってください。部活・サークル・研究会でソーシャルメディアアカウントを開設する際は、顧問(教員または職員)を管理責任者とし、学務課を通して広報委員長に申請を行ってください。
8.東北文教大学に関する情報の共有
ソーシャルメディア上で発見した東北文教大学に関する有益な情報、あるいはリスクについては、タイムリーに関連機関への共有をお願いします。内容を検討の上、適切な対応をいたします。