城北サマーチャレンジで体験授業を行いました
東北文教大学山形城北高等学校と東北文教大学との高大連携事業として令和5年度「Johoku Summer Challenge」を開催しました。
これは、山形城北高校が1年生キャリア探究コース選択者のうち保育系と福祉系を合わせた59名を対象に、それぞれのコースの特色を理解することやそれぞれの仕事を目指すうえで、専門性のある学びを体験し憧れの職業としての思いと進学への期待を持つことを目的に本学で実施したものです。
子ども学科では、1日目に園生活の映像を見て子どもの思いを考えたことをもとにグループで意見交換を行い、2日目はいろいろな紙で遊ぶ内容の体験授業を行いました。また、職業講話では卒業生による保育職の魅力についてお話をいただきました。振り返りのアンケートでは、「紙コップや新聞紙を使って創作したことでとても分かりやすく授業を受けることができました」、「子どもの様子や表情を汲み取ることの難しさを感じながらもやりがいのある仕事だと感じた」、「子どもとの関わり方や子どもの遊び方、保育者としての仕事内容などが分かりやすく知れてよかった」、などの声をいただきました。
現代福祉学科の体験授業では、1日目、視覚に障がいがある方の歩行介助を行い、介助が必要な人を体験しました。2日目は、高齢者と楽しむレクリエーション活動を行い、輪投げやボール入れゲームなどをチームで競い合い、演習を楽しみました。その後、卒業生による職業講話を聴き、介護サービスの種類について学びました。振り返りのアンケートでは、今までよりさらに福祉の仕事について関心を高めることができていい機会になった。先生方の話がとてもわかりやすかったしレクリエーションもとても楽しかった。先輩の話を聞けて介護したいなと思った。等、うれしい感想がありました。また、次回のチャレンジでお会いできることを楽しみにしています。
文責:横尾成美(現代福祉学科)、宮下通(子ども学科)
写真掲載許諾済