お知らせ

学生と県議会議員との意見交換会が行われました

11月10日(金)、「生徒・学生と県議会議員との意見交換会」が山形県議会棟を会場に開催され、本学人間科学部の学生14名が参加しました。

この意見交換会は、県議会が選挙権年齢の引き下げをきっかけに、若い人たちに県議会を身近に感じてもらうために7年前から高校生・大学生などを対象に行っているものです。今回は県議会議員5名と本学の人間科学部人間関係学科の7名、子ども教育学科の7名がそれぞれ二つの班に分かれ、人間関係学科の学生は「魅力ある山形県にするには」について、子ども教育学科の学生は「保育・教育の現場における課題について」というテーマで、活発な意見交換を行いました。

参加した学生たちからは「県外の人々や海外からの観光客に山形の魅力をアピールするため」「若者が住み続けたくなる山形にするため」の率直な意見が述べられ、また実習を通して感じた保育・教育の現場の課題と課題解決のための具体的な提案がなされました。

議員の皆さんは学生たちの意見にメモを取りながら真剣に耳を傾けてくださり、学生たちに向けて「若者ならではの視点を持った鋭い意見を聞くことでき、新しい発見があったし、大変参考になった。」「これから山形県を背負っていく若い方々がしっかりした意見を持っていることでとても安心した。これからもぜひ県政に関心を持ってもらいたい。」などと感想を述べていただきました。

意見交換会終了後は、本会議場を見学し、写真撮影を行いました。

以下は、終了後のアンケートに寄せられた参加学生の感想の一部です。

「県議の方と楽しくも有意義な時間を過ごすことができた。気さくな方ばかりで、事前に考えてきた事柄を意見として提言出来たし、質問することができた。それだけでなく、議員の皆さんが考えていることや進行中の施策や取り組みなども知ることが出来た。地元山形のことについてより深く考えるきっかけにもなったと思う。」

「山形の魅力について、自分の意見を率直に言え、共感も得られたことで、私と議員さんの山形への気持ちは一緒だということを感じると同時に、山形の発展や議員さんの活躍に対する期待、安心感を感じることができた。」

「議員の方と意見交換してみて、実習を経験した学生の目線から保育課題や教育課題について感じることを伝えることができたと感じた。これまで県議会についてほとんど知らなかったが、今回の意見交換会を通して県議会や県の政策に対する関心が深まったと感じる。」

「普段教育について学んでいても、知識を外部の方々と話し合う機会があまりなかったので、政策として実現可能かどうかを現実的な視点で話し合うことを通して、山形県の現状、自分の進路について深く考えるきっかけになる貴重な機会だったと思います。また、県議会議員の方々というと今までどこか近寄り難い印象があったのですが、意見交換会を通して、一学生の意見を親身に聞いて頂き、これからの山形県の政策に生かしたいと言って貰えたことがとても嬉しかったです。このような機会が再びあったら、積極的に参加させていただきたいと感じました。」

意見交換会当日の様子は、県政テレビ「やまがたサンデー5」(YBC山形放送)で放映され、YBC山形放送YouTubeチャンネル(外部サイトへリンク)からもご覧いただけます。

(写真掲載許可取得済み)

文責:子ども教育学科、人間関係学科