城北ウィンターチャレンジで模擬授業を行いました
東北文教大学山形城北高等学校と東北文教大学との高大連携事業として令和5年度「Johoku Winter Challenge」を去る12月25日に高校で開催しました。
これは、山形城北高校が1年生キャリア探究コース選択者のうち幼児教育系と福祉系を合わせた60名を対象に、それぞれのコースの特色を理解することやそれぞれの仕事を目指すうえで、専門性のある学びを体験し憧れの職業としての思いと進学への期待を持つことを目的に実施しているもので、本学からは短期大学部の子ども学科と現代福祉学科が7月のSummer Challengeに続いて行いました。
子ども学科では、はじめに「音に気付く、音を感じる、音で遊ぶ!」で身近な素材から音の出るおもちゃ作りを行いました。その後「支援するということ」でロールプレイングを通して様々な立場に思いを寄せたりしました。最後に「子どもと絵本・子どもと言葉」で童話の特徴や海外と日本の童話の共通点を理解したり、子どもの遊びの文化に触れながら言葉遊びを行ったりしました。
現代福祉学科では、はじめに「マシュマロチャレンジ?!」というグループで協力して行うゲームにチャレンジしました。その後「認知症サポーター養成講座」を行い、受講者に認知症サポーターカードの授与を行いました。また、大学で開催している認知症カフェの体験として、おいしいコーヒーの淹れ方を体験してもらいました。最後に、脳トレチャレンジとして、塗り絵を行いました。
参加した生徒の皆さんはSummer Challenge の時と同様に、熱心にメモを取ったり楽しく取り組んだりなど様々な場面でメリハリをつけながら活動していていました。アンケート結果から、参加してくださった1年生~3年生のみなさん、興味・関心を持って熱心に取り組まれ、楽しみながら、勉強になったようでした。
今回の体験が次の学びへつながることを願い、再び会えるのを楽しみしています。
文責:横尾成美(現代福祉学科)、宮下通(子ども学科)
写真掲載許諾済