子ども学科の特色
保育を総合的・多角的にとらえることのできる保育者を養成
実習を核とした総合的カリキュラム
子どもは一人ひとり違う人格や個性を持ち、育ちの段階もそれぞれです。そのため、ある一つの視点や価値観では推し量れない部分があります。さまざまな子どもたちの多様性に、保育者は多角的な視野と高い専門性に裏付けられた思考と判断をもって総合的に関わることが求められます。
しかし、これらを身につけることは簡単なことではありません。そこで本学では、カリキュラムの構成を工夫し、実習と授業を関連づけて学べるようにしました。それが「実習を核とする総合的カリキュラム」です。
本学では、実習の事前・事後指導で、保育の基礎や保育内容を学ぶ科目との連携を重視しています。子どもの姿に基づく保育計画、子どもに寄り添った保育実践、実践を振返っての保育や子ども理解の改善・修正というサイクルを廻す実践力のある保育者養成をめざしています。
実習事前・事後指導
実習
敷地内にある付属幼稚園での主体的・対話的な学び
保育を総合的、多角的に捉えるためには、まず、子どもと直接に触れ合いながら、子どもの思いや考えを理解しようとすることから始まります。そして、子どもの心の世界に近づいてみようとすることで、子どもの発達の理解も深まっていきます。 敷地内にある付属幼稚園と連携して、子どもを身近に感じながら学生自身が主体的、対話的に子どもや保育について学びを深めるための授業を1年次から行っています。
実習事前・事後指導科目や保育内容に関する科目の授業で、付属幼稚園において授業を行ったり、保育を観察したり、幼稚園の先生からの講義を受けたり、実際に子どもと関わったりしていきます。