体験学習を通じた実践教育の充実
教育・保育は「実践の知」とよく言われます。知識だけあっても、人に教えること、人を育てることはできません。子どもの前に立ち、実践してこそ、はじめてそれらができるようになります。そして、その繰り返しにより子どもを理解し、技術を身につけていくのです。
実地体験学習
実習のイメージを具体化する実地体験
1年次の6月にクラスごと、近隣の幼稚園・保育所(認定こども園)・子どもの福祉施設を訪問し保育現場を見学するとともに、子どもたちと触れ合ってきます。この実地体験学習をとおして、実習のイメージを具体化していきます。
系列保育所認定こども園付属幼稚園との連携
いつでも実践できる場が近くにある学びの環境
系列の社会福祉法人敬愛信の会の保育所や認定こども園もあることから、子どもと触れ合って、子どもを体で感じながら学生白身が保育について主体的に、能動的に学びを深めていく環境が整っています。 また、付属幼稚園とは、授業だけではなく、夏祭りや発表会などの園行事や課外教室でのお手伝い等のボランティア活動をとおしても子どもと関わる機会が多くあります。
東北文教祭『ほいくる! 子ども王国』
保育の楽しさ発見!「ほいくる! 子ども王国」
子ども学科1年生が企画運営する実践的体験学習です。子どもと接する経験が少ない学生が増えつつある中、大学祭に地域の子どもたちを招待し、一緒に玩具をつくったり、レクリエーションを楽しんだりしながら、子どもたちとのふれあいと模擬的保育の実践をとおして保育者としての基礎を学びます。
子どもフォーラム
2年間の学習成果を発表
2年次になると自分の研究したい分野の教員のゼミに所属し、1年間研究に取り組むことでさらに知識を深めたり、高い技術を身につけたりします。その研究成果を発表する場となるのが「子どもフォーラム」です。
2020年度の研究発表テーマ
【オペレッタ】○僕の見た世界
【口頭発表】
○気になる子どもに保育者は何ができるか
○子どもと大人の「可愛い」の基準の違い
○ポップアップカードの技法で仕掛け絵本を作り、大道具として使うことができるか
など