学部・学科紹介

鈴木 隆

所属 東北文教大学 人間科学部 子ども教育学科
氏名 鈴木 隆 SUZUKI Takashi
職名 教授(副学長)
学歴
昭和48年3月 福島大学教育学部卒業
昭和50年3月 新潟大学大学院理学研究科修士課程修了
昭和54年6月 筑波大学大学院生物科学研究科博士課程修了
職歴
昭和54年7月~55年3月 日本学術振興会奨励研究員
昭和55年4月~60年3月 山形大学教育学部助手
昭和60年4月~62年9月 山形大学教育学部講師
昭和62年10月~平成8年9月 山形大学教育学部助教授
平成8年10月~17年3月 山形大学教育学部教授
平成14年4月~20年3月 山形大学評議員
平成17年4月~26年3月 山形大学地域教育文化学部教授(学部改組により学部名変更)
平成17年4月~21年8月 山形大学地域教育文化学部副学部長
平成22年4月~26年3月 山形大学地域教育文化学部学科長
平成26年4月~ 東北文教大学教授
平成26年4月~ 山形大学名誉教授
学位 教育学士、理学修士、理学博士
専門分野 理科教育学、植物生理学
研究課題 ・理科教育の生物分野における実験系の開発研究 ・植物の環境応答におけるシグナル伝達機構の解析
主な授業科目 生物の探究、理科教育法A・B、環境と生物を考える、基礎ゼミ、卒業研究
教育・研究に関する主な業績
【著書】
◇主な著書
鈴木隆 1990 Ⅳ高等植物の重力反応 In: 宇宙植物学の課題−植物の重力反応− 菅洋編 学会出版センター pp. 95-124
鈴木隆 2002 第3節重力屈性 In: 動く植物−その謎解き− 山村庄亮, 長谷川宏司編 大学教育出版 pp. 72-98
鈴木隆 他と編集 2014 平成26年度版「新編 新しい理科」東京書籍
鈴木隆 他と編集 2015 平成27年度版「新編 新しい科学」東京書籍
他7編
【論文】
◇主な論文
T. Suzuki 他と共著 1979 Distribution of growth regulators in relation to the light-induced geotropic responsiveness in Zea roots. Planta 145: 323−329
鈴木隆 他と共著 1986 ショ糖試験紙の開発. 遺伝40巻8号:51-53
鈴木隆 他と共著 1992 麦芽糖試験紙の開発−唾液の働きを調べる新しい実験方法−. 遺伝46巻7号:89−92
T. Suzuki 他と共著 1994 The action of gravity in agravitropic Zea primary roots: effect of gravistimulation on the extracellular free-Ca2+ content in the 1-mm apical root tip in the dark. Planta 192: 379-383
T. Suzuki 他と共著 2004 Expression of a sweet cherry DREB1/CBF ortholog in Arabidopsis confers salt and freezing tolerance. Journal of Plant Physiology 161: 1171-1176
T. Suzuki 他と共著 2007 Calcium-dependent protein phosphorylation in hairy roots of Daucus carota. Plant Biotechnology 24 (5): 487-493
他58編
◇過去10年間
鈴木隆 他と共著 2005 環境教育教材としての水中の亜硝酸窒素/硝酸窒素の定量.山形大学教育実践研究 第14号:53-59
T. Suzuki 他と共著 2005 Effects of preculture in the presence of ABA or GA3 on cryopreservation of hairy roots. Journal of Plant Research, 118 (Supplement): 161
鈴木隆 他と共著 2006 生物教育教材としてのDNAの抽出.山形大学教職・教育実践研究紀要 第1号:39-42
T. Suzuki 他と共著 2006 Preservation of hairy roots at low temperatures. Journal of Plant Research 119(Supplement): 159
鈴木隆 他と共著 2007 体細胞分裂が観察できる生物教材の研究 -根端の分裂組織を用いて-.山形大学紀要(教育科学)第14巻 第2号:65-82
鈴木隆 他と共著 2007 蒸散量が正確に測定できる教材の開発.山形大学教職・教育実践研究 第2号:53-58
鈴木隆 他と共著 2007 中学校における食物連鎖の生物教材の検証.山形大学教職・教育実践研究 第2号:59-62
T. Suzuki 他と共著 2007 Calcium-dependent protein phosphorylation in hairy roots of Daucus carota. Plant Biotechnology 24 (5): 487-493
鈴木隆 他と共著 2008 タンパク質分解の教材研究.山形大学紀要(教育科学)第14巻 第3号:111-121
鈴木隆 他と共著 2009 山形市市街地における在来及び帰化タンポポの分布とその教材化.山形大学教職・教育実践研究, 4: 31-41
鈴木隆 他と共著 2010 食品の持つ抗菌性を調べる実験の教材化.山形大学紀要(教育科学)第15巻第1号:1-20
鈴木隆 他と共著 2011 中学校理科2分野の生物教材としてのカビの発生・繁殖方法.山形大学教職・教育実践研究 第6号:1-6
鈴木隆 他と共著 2012 ヨーグルト作製の教材化.山形大学教職・教育実践研究 第7号:1-8
鈴木隆 他と共著 2013 使い捨てカイロとペットボトルを用いた簡易型ツルグレン装置.山形大学紀要(教育科学)第15巻 第4号:341-352
鈴木隆 他と共著 2013 タンポポの無性生殖の教材化.山形大学教職・教育実践研究 第8号:1-6
【学会発表】(理科教育関係)
◇過去10年間
鈴木隆 他と共著 2005 実験室で作れるエチレン反応剤の開発 −高等学校「生物Ⅰ:植物ホルモン」の授業の中での活用 -.日本理科教育学会東北支部第44回大会
鈴木隆 他と共著 2006 短期間で体感する自然のダイナミクス -河川敷の植生研究から教材を探る.日本理科教育学会東北支部第45回大会
鈴木隆 他と共著 2006 人間力を高める理科教育.日本理科教育学会東北支部第45回大会
鈴木隆 他と共著 2010 光合成はデンプン合成か −定量的解析から見えてくる生物現象のしくみ−.日本理科教育学会東北支部第49回大会
鈴木隆 他と共著 2011 光合成はデンプン合成か(その2)−ショ糖の動向を中心にした光合成の学習−.日本理科教育学会東北支部第50回大会
【その他】(報告集など)
◇主なもの
鈴木隆 2000 もっと科学的な理科教育を!山形市理科教育センター 40周年 記念誌「40年のあゆみ」: p 8-9
鈴木隆 2012「なぜ」と問う感性と「そうか」とうなずく知性の育み. 山形県理科研究同好会「理科研究誌」第9集: p1-3
鈴木隆 2012 学習指導要領の理科で謳われている「見通しをもって」 や「目的意識をもって」を実質化するための理科授業の在り方. 平成23年度山形大学「大学と附属学校園の共同研究報告書」理科教育共同 研究部会: p10-11
他23編
◇過去10年間
鈴木隆(研究代表) 2007 「教職課程の改革」を目指して–教員として必要な資質能力を確実に身に付けさせる養成システム–.財団法人やまがた教育振興財団平成18年度調査研究委託事業報告書
鈴木隆(研究代表) 2008 教職大学院における実践的指導力の育成と子どもや学生支援プログラムの在り方–今日的教育課題に対応し,解決するために–.財団法人やまがた教育振興財団平成19年度調査研究委託事業報告書
鈴木隆(研究代表) 2008 教科を貫く国語力の育成.独立行政法人教員研修センター「平成19年度教員研修モデルカリキュラム開発プログラム」報告書
鈴木隆(部会長) 2009 新しい学習指導要領と理科教育 −理科における「確かな学力」育成と「習得」「活用」「探究」−.平成20年度大学と附属学校の共同研究報告書「理科教育共同研究部会」,p11
鈴木隆 2009 「安全指導の手引き」発刊にあたって.東京書籍: 小学校理科「安全指導の手引き」, CD-ROM
鈴木隆(部会長) 2010 探究心を育てる理科教育の在り方 −「実感を伴った理解」の基盤としての探究心−.平成21年度山形大学「大学と附属学校の共同研究報告書」理科教育共同研究部会:p11
鈴木隆 2011 科学的探究の能力の育成を図る理科授業の在り方−観察,実験の結果を分析して解釈する能力の育成を中心として−.平成22年度山形大学「大学と附属学校園の共同研究報告書」理科教育共同研究部会: p12-13
鈴木隆(研究代表) 2011 教職力を実感させるe履修カルテ制度の開発−地域教育学科の「教育プログラム」,「小学校教員養成プログラム」における試行−.山形大学平成22年度YU-GP制度取組事業報告書
鈴木隆(研究代表) 2012 「なぜ」と問う感性と「そうか」とうなずく知性の育み.山形県理科研究同好会「理科研究誌」第9集: p1-3
鈴木隆(部会長) 2012 学習指導要領の理科で謳われている「見通しをもって」や「目的意識をもって」を実質化するための理科授業の在り方.平成23年度山形大学「大学と附属学校園の共同研究報告書」理科教育共同研究部会: p10-11
鈴木隆(部会長) 2013 論理的思考力を育む理科授業の在り方−「育む」前に,必要なこと−.平成24年度山形大学「大学と附属学校園の共同研究報告書」理科教育共同研究部会: p11-12
鈴木隆(部会長) 2014 学習内容の意識化,「目から鱗を落ちる」を体験させるために.平成25年度山形大学「大学と附属学校園の共同研究報告書」理科教育共同研究部会: p11-12
学会活動
【所属学会】
日本理科教育学会(昭和55年~現在) 日本理科教育学会評議員(昭和60年~現在) 日本理科教育学会理事兼東北支部長(平成16年~17年)
日本植物学会(昭和48年〜現在) 日本植物学会東北支部山形県幹事(平成8年~25年) 日本植物学会評議員(平成17年~18年) 日本植物学会第73回全国大会(山形)実行委員長(平成21年)
日本植物生理学会(昭和50年~現在) 日本植物生理学会評議員(平成16年~17年)
日本科学教育学会(昭和55年~現在) 日本科学教育学会評議員(平成14年~22年)
日本生物教育学会(昭和55年~現在) 日本生物教育学会「生物教育」編集委員会実行委員(平成13年~15年) 日本生物教育学会第74回全国大会実行委員長(平成15年)
日本宇宙生物科学会(昭和62年~現在)
社会貢献
【審議会委員等】
国立教育政策研究所、プロジェクト研究「理科の指導力向上に向けた教員養成に関する研究」に係わる委員(平成22年4月~24年3月)
山形県教育委員会「東根中高一貫校(仮称)教育基本計画策定委員会」委員(平成22年5月~24年3月)
山形市教育委員会「山形市理科教育センター運営委員会」委員(平成23年5月~26年3月)
読売新聞主催「日本学生科学賞」山形県審査委員長(平成22年~25年)
【講演等】
平成14年から平成25年まで毎年山形大学公開講座「家族で考える理科教室」を主宰
【啓蒙活動】
山形新聞 エッセイ(平成25年)
受験生へのメッセージ 高校までの得手不得手にとらわれないで、大学では、一つでも多くの「目から鱗が落ちる」を体験し、夢を実現しましょう。
出張講義や講演等に応えられる内容 理科教育や植物科学(特に植物の環境応答の仕組み)に関連する内容であれば、可能な限り応えます。
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