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社会Ⅰ
開講年次:1・2年次
卒業:選択 小学校教:必修
開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
渋 谷 光 夫(実務経験あり)
■ 科目のねらい
この科目は、教育・保育の現場で実践するために必要となる基礎的な知識・技能の修得を目指して、専門教育科目の「保育・教育の基礎」に区分されており、小学校教諭一種免許状の必修科目として配置している。
■ 授業の概要
小学校社会科教諭としての授業実践の経験を活かして、社会科教育の学力をつくる「基礎・基本」にかかわる教材・学習材研究ヒントを扱う。特に3~6学年で学習で必要な地図の読み方や活用法を,身近にある多様な地図(絵地図,地域図,3D立体地図,鳥瞰図,土地利用等の資料地図,立体模型,国土地理院五万の一等)と地球儀を用いて習得する。歴史学習では主な人物の働きと文化遺産中心に扱う。
また地域に根ざした地域学習の面白さを体験させ学習内容を理解するために,山形の特色ある工場や歴史的景観・
遺産,市民の安心安全を守る消防署等の実地見学と体験的作業活動、多様な表現・発表活動を取り入れる。
■ 達成目標・到達目標
①平面地図や立体地図等の面白さに気づき、地図の約束事や活用法等を理解し、人に説明できるようになる。
②地域学習での工場や消防署等の見学調査活動で学んだことを,個人新聞やパワーポイント等にまとめることができる。
③歴史上の主な人物の働きや文化遺産を書籍を活用して調べ、自分の言葉や年表等を用いてプレゼンテーションができる。
■ 単位認定の要件
①~③の項目の全てについて,60%以上の点数を獲得すること。
■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:20% 授業内提出物:40% 授業内試験:10% 授業内活動:30%
■ 授業計画
■ 時間外学修
事前に配布する学習資料プリント等を熟読し、疑問点や深く追求したいことを整理し、他者に説明できるようにしておくこと。(目安時間:6時間)課題やレポート、発表のための資料探索ならびにレポートの執筆をする。(目安時間:15時間)授業で学んだことや更に調べたいことをノート等にまとめておくこと。(目安時間:3時間)
■ 課題に対するフィードバック
授業中に実施するレポートやプレゼンテーションについては、当日または後の授業回にて解説を行う。
回収したレポートについては、返却時に簡単な添削ならびに全体に対する講評を行う。
■ 使用テキスト・教材
学習指導要領解説書<社会科>(文科省) 小学校地図帳<帝国書院>
■ 参考文献等
社会科学力をつくる“知識の構造図”~何が本質かが見えてくる教材研究のヒント 北 俊夫著 (明治図書)イザベラ・バードの山形路~アルカディア街道散策のススメ~ 渋谷光夫著(無明舎出版)
■ 備考
巡検では大学バスを利用する
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