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2019年度　シラバス　　人間科学部　子ども教育学科

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キャリア教育Ａ

開講年次：2年次

卒業：選択

開講時期：前期　授業形態：演習　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：1 単位

和田由紀子、白石祥和、阿部由佳

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■ 科目のねらい
生涯におけるキャリア形成に向け、自己をみつめ多様な考え方に触れることを目的とする基礎教育科目です。人間性豊かな、社会に貢献できる実践的な力を獲得していく土台作りをねらいとしています。

■ 授業の概要
任意団体やＮＰＯ法人の活動の概要、設立趣旨、利用者やそこに働くスタッフの声を学ぶ中で、様々な考えや活動があることを知り、その広げた視野で自身のこれまでと今後を考える。

■ 達成目標・到達目標
①保育・教育以外の幅広い仕事の魅力と課題を説明できる。
②起業を通した社会貢献と自己実現について説明できる。
③自身のキャリアへの思いを自分の言葉で説明できる。

■ 単位認定の要件
上記①～③をレポートにおいて６割程度説明できる。

■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート：100％

■ 授業計画

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• 第1回  ガイダンス（和田）
• 「キャリアとは何か？」について基本的な視点について学ぶ。

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• 第2回  自分を知る（和田）
• 過去～現在までの自分の生き方を振り返り、自分らしさや特性の活かし方を学ぶ。

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• 第3回  生き方モデル（事前課題）（和田）
• 自身が理想とするロールモデルを見つけ、そのキャリアから行動の選択肢と視点を学ぶ。

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• 第4回  キャリアを描く（ワーク）（和田）
• 理想とする働き方、憧れの生き方はどんなものか。
  今の自分を起点として、望む未来の自分像をプランニングする。

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• 第5回  共同創造するキャリア（グループワーク）（和田）
• お互いがプランニングしたキャリアについて意見交換し、互いを活かし合う視点を学ぶ。

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• 第6回  NPOや各地のコミュニティと連携した複業実践の話（阿部）
• NPOや各地のコミュニティと連携した複業実践の話から、「複業」「暮らしと仕事を自分でつくる」生き方の一例について学ぶ。

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• 第7回  豊かさとお金の話（阿部）
• 暮らしと仕事とお金について、「当たり前」や「常識」の前で一歩立ち止まり、考える視点を学ぶ。

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• 第8回  「スキなこと・トクイなこと」から自分の活動指標を考えるワークショップ（阿部）
• スキなこと・トクイなことから小さな仕事をつくる意味を学ぶ。また自分の生きていく上での方向性の定め方を「自分の哲学・立場・役割」という３つの視点から考えてみるワークショップ。

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• 第9回  自分の小さな仕事を考えるワークショップ（阿部）
• 暮らしと仕事を分断しないライフスタイルについて学ぶ。自分にできる小さな仕事を考えて話し合ってみるワークショップ。

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• 第10回  つながりをつくるコツについて学ぶ（阿部）
• 社会に出て自分の活動を主体的に行っていく上で、最も大切にしたいスキルである地域やコミュニティとの具体的な「つながりづくり」について学ぶ。

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• 第11回  NPOの立ち上げ方と運営の実際（白石）
• 自身の経験を踏まえた組織の作り方、継続していくための取り組みから運営の実態を学ぶ。

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• 第12回  居酒屋とカフェを舞台にした教育支援（白石）
• 会員制の居酒屋とカフェを舞台に地域でどのように若者が変化していくのか、活動への人の
  巻き込み方を学ぶ。

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• 第13回  不登校支援の今（白石）
• フリースクールの担当職員から不登校支援の実態について学ぶ。

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• 第14回  With優のこれから（白石）
• 支援者が元気でいること、夢を持つことの大切さについて学ぶ。

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• 第15回  まとめ（和田）
• 自らのキャリアへの思いや気づきを言語化し、学習のまとめとする。

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■ 時間外学修
レポート作成２時間×３回、授業内容を振り返り他者に説明できるようにまとめるとともに次回の授業での質問事項をまとめる（２時間×１２回）

■ 課題に対するフィードバック
レポートに対する講評を全体に行うとともに、必要に応じて個別に面談を行う。

■ 使用テキスト・教材

■ 参考文献等
・藤村靖之（2011）『月３万円ビジネス』晶文社（阿部）

■ 備考

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