シラバス トップページへ 東北文教大学トップページへ |
生涯学習概論
開講年次:3・4年次
卒業:選択
開講時期:後期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
安 藤 耕 己
■ 科目のねらい
この科目は、専門教育科目で修得した知識・技能を一層高め、教育・保育の現場で実際に応用できる能力の修得を目指し
て、専門発展科目の「地域社会の理解」に区分されており、選択科目として配置している。
■ 授業の概要
人間の生涯にわたる「学習」の営みが「生涯学習」である。欧米における生涯学習の理念の成立の過程、その日本への導
入の過程を理解した上で、主に日本における生涯学習に関わる施策・制度を理解する。
さらに、そこで指す「学習」の多義性や展開をふまえ、生涯学習社会を実現していくための現実的課題を理解する。
■ 達成目標・到達目標
①欧米における生涯学習論の成立の背景から展開、さらにはそれらの特徴に関して理解し、端的に説明できる。
②欧米における成人学習論の展開とその特徴及び課題について理解し、端的に説明できる。
③日本における生涯学習施策の展開とその実相に関する可能性と課題について理解し、端的に説明できる。
■ 単位認定の要件
上述の目標のうち、いずれか2つを十分に達成すること。
■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:70% 授業内提出物:30%
■ 授業計画
■ 時間外学修
前回講義部分のテキストと配付資料を熟読し、ノートを使って理解した内容を整理し、わかりやすく口頭もしくは文章に
て説明できるようにしておくこと(目安時間:約4時間)
■ 課題に対するフィードバック
講義内容の理解を確認するため、毎時終了前にコメントペーパーに解答もしくはコメントを附させるものとするが、その
内容は次回講義の冒頭において解説するものとする。
■ 使用テキスト・教材
田中雅文・坂口緑・柴田彩千子・宮地孝宜『テキスト生涯学習 新訂版』学文社、2015年
■ 参考文献等
①小池源吾・手打明敏編著『生涯学習社会の構図』福村出版、2009年
②手打明敏・上田孝典編著『〈つながり〉の社会教育・生涯学習―持続可能な社会を支える学び―』東洋館出版社、
2017年
■ 備考
Copyright ©2013 TOHOKU BUNKYO COLLEGE. All rights reserved. |