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小学校教育実習事前事後指導
開講年次:3年次
卒業:選択 小学校教:必修
開講時期:前期 授業形態:実習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:1 単位
阿部建夫(実務経験あり)、齋藤昭憲(実務経験あり)、齋藤和夫(実務経験あり)、加藤隼人、眞壁豊
■ 科目のねらい
実習に必要な基本的な知識・理解及び態度等を手引きをもとにして身に付け円滑な実習ができるようにします。
■ 授業の概要
この科目は小学校教育実習に臨むための事前指導科目であり、4週間の教育実習で得たものを振り返り、実践に生かすための事後指導科目である。
この科目の学習を通して、実習の目的を理解し、実習で求められる指導力及び心構えなどを学ぶものである。
実習後は、実習後に各自が実習を通して学んだことを振り返り、2年生を対象に教育実習報告会を実施する。
授業担当者のうち3名は、小学校教諭としての実務経験があり、より実践的な指導を行う。
■ 達成目標・到達目標
①「教育実習の手引き」を読み、教育実習の目的を解釈して文章に表すことができる。
②小学校教育のあらましをつかみ、その課題について自分なりの対処の仕方を考え、実践しようとする。
③教育実習生としての心構えを持って意欲的に実習に臨むことができる。
■ 単位認定の要件
10回以上活動し、提出物の成績が60%以上であること。
■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:50% 授業内提出物:30% 授業内活動:20%
■ 実習
1.オリエンテーション小学校の概要と課題
本科目の学習の内容と学習計画の作成
2.教育実習のあらまし(1)
実習の手引きをもとにして教育実習に行くために必要な準備の計画を立てる
3.教育実習のあらまし(2)
実習の手引きをもとにして教育実習に行くために必要な準備の計画を立てる
4.小学校について(学校の校務分掌)
学校経営に必要な校務分掌の内容とその具体的な仕事を調べ、発表する
5.小学校について(学校経営と年間計画)
小学校の学校経営と年間の歩みを学校の教育課程や学校要覧をもとに調べる
6.道徳の指導(1)
道徳の授業のポイントと道徳の指導案の作成について
7.道徳の指導(2)
道徳の授業のポイントと道徳の指導案の作成について
8.児童理解(1)
各学年の子どもの発達課題と子どもとの関わり合いについて
9.児童理解(2)
特別支援学級の子どもたちの指導について現場の教員から話を聞き障害児の理解を深める
10.学級経営のポイント(1)
普通学級にいる特に支援を要する子どもの特徴やかかわり方について現場の担任から話を聞き、特別に支援を要する子どもの対応について理解を深める。
11.学級経営のポイント(2)
具体的な事例をもとに学級経営で大事にすべきことを考え、実習の準備をする。
12.教育技術
適切な板書と板書の書き方や的確な発問の仕方について具体的な教材をもとに考える。
13.小学校における教育活動と法規
諸学校の具体的な教育活動と教育法規との関連を調べる。
14.教育実習への心構え
教育実習に臨むにあたって、実習中にやりたいこと、課題としていることをまとめる。
15.教育実習報告会
教育実習を終えて、後輩に伝えたいことを発表する。
■ 時間外学修
「教育実習の手引き」を読んでおくこと。教育実習配属校に出向き、挨拶するとともに、事前に準備しておかなければならないことを教えてもらい、準備すること。(毎回約1時間)
■ 課題に対するフィードバック
実習での課題を明確にするために「実習の課題」を書き、実習校に送付し、実習での指導に生かしてもらう
■ 使用テキスト・教材
「教育実習の手引き」東北文教大発行(実習生全員に配布)
■ 参考文献等
授業時間内に配布
■ 備考
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