環境と生物を考える
開講年次:1年次
卒業:選択
開講時期:前期集中 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
鈴木隆、鬼武、原、山崎、横山哲、横山、高橋和
■ 科目のねらい
この科目は,教育・保育を構想し,具体化し,実践するための基礎的な知識として,生物と環境との関わりについての見方や考え方を,体験型実験・実習を通して学修し,生物の多様性や生物の同定方法を実感するともに環境保全の重要性を理解するために設置した科目である。本科目は,「基礎教育科目」の「基礎教養」に位置付けられている。
■ 授業の概要
大井沢を拠点に,月山と寒河江川をフィールドとして,「高山植物と環境」「水圏における光合成生物と環境」「底棲生物と河川環境」「植物の形態と検索」について実習し,われわれの周囲には数多くの生き物が生きていることやその生息は環境と密接に関係していることを実感,理解させ,その考察として生物の多様性や生物の環境に対する適応,さらに環境保全の重要性についての理解を深めるようにする。なお,本授業は,大井沢自然博物館の協力を得て行う。
■ 達成目標・到達目標
(1)生物は環境に適応して生きていることを理解し、環境保全のあり方について意見を述べることができる。
(2)生物多様性とその重要性について意見を述べることができる。
(3)生物の分類を理解し,分類の視点を説明できる。
■ 単位認定の要件
(1)三泊四日を皆出席すること。
(2)「高山植物と環境」「水圏における光合成生物と環境」「底棲生物と河川環境」「植物の形態と検索」の各実習で,提示された課題についてレポートを作成する。
■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:60% 授業内提出物:20% 授業内活動:20%
■ 授業計画
- 第1回 授業への導入
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授業の概要、ノートのとり方、実習の心構え、成績評価法など、成績評価を含めた重要な情報を伝えます。
- 第2回 高山植物と環境1
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第2回から第5回は,月山における植物の垂直分布を調査します。月山の垂直分布を特徴付ける植生と月山の環境条件をを考察するとともに,植生を構成する主な植物とその植物の特徴を把握します。
- 第3回 高山植物と環境2
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第2回から第5回は,月山における植物の垂直分布を調査します。月山の垂直分布を特徴付ける植生と月山の環境条件をを考察するとともに,植生を構成する主な植物とその植物の特徴を把握します。
- 第4回 高山植物と環境3
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第2回から第5回は,月山における植物の垂直分布を調査します。月山の垂直分布を特徴付ける植生と月山の環境条件をを考察するとともに,植生を構成する主な植物とその植物の特徴を把握します。
- 第5回 高山植物と環境4
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第2回から第5回は,月山における植物の垂直分布を調査します。月山の垂直分布を特徴付ける植生と月山の環境条件をを考察するとともに,植生を構成する主な植物とその植物の特徴を把握します。
- 第6回 水圏における光合成生物と環境1
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第6回から第9回は,湖沼や河川に棲息する光合成微生物と環境の関係を調査します。プランクトンの形態と分類を通して,プランクトンの多様性を実感するとともに,それらの棲息環境について考察します。
- 第7回 水圏における光合成生物と環境2
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第6回から第9回は,湖沼や河川に棲息する光合成微生物と環境の関係を調査します。プランクトンの形態と分類を通して,プランクトンの多様性を実感するとともに,それらの棲息環境について考察します。
- 第8回 水圏における光合成生物と環境3
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第6回から第9回は,湖沼や河川に棲息する光合成微生物と環境の関係を調査します。プランクトンの形態と分類を通して,プランクトンの多様性を実感するともに,それらの棲息環境について考察します。
- 第9回 水圏における光合成生物と環境4
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第6回から第9回は,湖沼や河川に棲息する光合成微生物と環境の関係を調査します。プランクトンの形態と分類を通して,プランクトンの多様性を実感するとともに,それらの棲息環境について考察します。
- 第10回 底棲生物と河川環境1
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第10回から第13回は,寒河江川の底棲生物の生息調査と水環境について調査します。水生昆虫の形態と分類を通して,水生昆虫の多様性を実感するとともに,水生昆虫の役割について考察します。さらに棲息環境の実態から河川環境についても考察します。
- 第11回 底棲生物と河川環境2
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第10回から第13回は,寒河江川の底棲生物の生息調査と水環境について調査します。水生昆虫の形態と分類を通して,水生昆虫の多様性を実感するとともに,水生昆虫の役割について考察します。さらに棲息環境の実態から河川環境についても考察します。
- 第12回 底棲生物と河川環境3
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第10回から第13回は,寒河江川の底棲生物の生息調査と水環境について調査します。水生昆虫の形態と分類を通して,水生昆虫の多様性を実感するとともに,水生昆虫の役割について考察します。さらに棲息環境の実態から河川環境についても考察します。
- 第13回 底棲生物と河川環境4
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第10回から第13回は,寒河江川の底棲生物の生息調査と水環境について調査します。水生昆虫の形態と分類を通して,水生昆虫の多様性を実感するとともに,水生昆虫の役割について考察します。さらに棲息環境の実態から河川環境についても考察します。
- 第14回 植物の形態と検索1
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第14回と第15回は,植物の検索を通して,植物のつくりを学修し,植物の多様性と植物の共通性について実感します。第14回は個別で実施します。
- 第15回 植物の形態と検索2
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第14回と第15回は,植物の検索を通して,植物のつくりを学修し,植物の多様性と植物の共通性について実感します。第15回は,グループで植物の検索を実施し,その検索の過程を発表します。
- 第16回 総括
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体験実習の総括として、参加者一人一人がまとめの報告を行います。
■ 時間外学修
三泊四日の体験型集中講義ですから,この期間中は,四六時中「環境と生物」について考えることになります。
■ 課題に対するフィードバック
■ 使用テキスト・教材
必要な教材・プリント類の配布ならびに実習内容の詳細な説明は、実習前に実施します。
■ 参考文献等
■ 備考
三泊四日の集中講義として西川町大井沢地区で実施します。この授業は月山や寒河江川を活用し、鈴木隆教授と協同して実施しますが,多彩な非常勤講師の参加も予定しています。
移動は学園のバスを使用しますが,宿泊費(1泊3食付6500円)がかかります。
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