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学校経営と学校図書館

開講年次:2年次

卒業:選択

開講時期:後期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

西 村 仁 美(実務経験あり)


■ 科目のねらい
学校図書館法の改正(1997年)により小規模校を除き、すべての学校図書館に司書教諭を置くことになっている現状を踏まえ、読書活動及び読書指導の充実の観点から、特に司書教諭の資格取得希望者に対し、必要となる修得5科目の一つとして行うことをねらいとする。

■ 授業の概要
学校図書館、司書教諭の役割・機能を理解するのに必要な基礎的知識を学ぶ。学校図書館の制度(法的根拠)、学校教育
における役割、学校全体の教育活動の視点から学校図書館の経営・活動及び司書教諭の任務・役割を理解する。
授業者は、実際に司書教諭として図書館運営に従事し、校長として学校経営も担ってきたので、その経験を活かして、学校現場での具体的な
課題や事例を紹介しながら指導する。
また、第7回「経営計画」、第12回「学習活動」、第13回「読書活動」の事例は、学生自身が調べて発表しあうので、第5回からはそのための
グループワークを併行していく。
なお、授業の冒頭で各自1回、児童向けの図書を紹介することで、図書館経営の素養を高める。

■ 達成目標・到達目標
 (1)学校図書館の目的や機能について、法的根拠に基づいて記述できる。
 (2)司書教諭の役割について、学校経営とのつながりをふまえて記述できる。
 (3)学校図書館や司書教諭の現状と課題を理解した上で、求められる図書館経営について自分の考えを説明できる。
 (4)大学図書館や公共図書館の利用に慣れ、必要な情報を収集して人に発表できる。

■ 単位認定の要件
 (1)~(4)の合計で60点以上の点数を獲得すること。

■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:30% 授業内試験:30% 授業内活動:40%

■ 授業計画


















■ 時間外学修
① グループワーク(事例紹介)や演習課題(図書紹介)等について、大学図書館や公共図書館を利用して情報を収集し、
整理・分析する。(毎週2時間程度)
② 授業後、教材プリントや振り返りシートを読み返し、参考資料等を関連づけて理解を深め、授業内テストに向けて
復習する。(毎回2時間程度)

■ 課題に対するフィードバック
授業中に実施するペーパー試験については、後の授業回にて返却し解説する。
毎回の振り返りシートについては、次回に返却しながら必要に応じてコメントしたり全体にフィードバックしたりする。

■ 使用テキスト・教材
授業中に教材プリントを配布

■ 参考文献等
『学校経営と学校図書館』 全国学校図書館協議会編著

■ 備考

 
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