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読書と豊かな人間性
開講年次:2年次
卒業:選択
開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
柳 谷 豊 彦(実務経験あり)
■ 科目のねらい
学校図書館法の改正(1997年)により小規模校を除き、すべての学校図書館に司書教諭を置くことになっている現状を踏まえ、読書活動及び読書指導の充実の観点から、特に司書教諭の資格取得希望者に対し、必要となる修得5科目の一つとして行うことをねらいとする。
■ 授業の概要
知性・徳性など人間形成に資する読書習慣の形成の重要性を踏まえ、発達段階に即した多様な読書活動や指導法などについて実践的に学ぶ。
■ 達成目標・到達目標
児童・生徒の豊かな人間性の涵養に資するよう、読書活動・読書指導の実際について演示・例示や説明・解説ができる。
①国語教育や道徳教育との関連を踏まえて、読書の意義や役割について説明できる。
②実際的な読書活動の場面を設定し、テキストの読みや指導について演示できる。
③言語に関する発達段階(小学校・中学校)に応じた読書指導計画のポイントについて例示できる。
■ 単位認定の要件
①~③の項目すべてについて、60%以上達成すること。
■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:30% 授業内提出物:30% 授業内活動:40%
■ 授業計画
■ 時間外学修
事前:シラバスや指示(予告)に基づいて、予習(発表の準備、題材の図書の選択・確保など)を行う。
事後:授業をふりかえり要点を確認したり、整理が不足している事項や課題について図書館等で文献や資料を調べたりする。≪30時間≫
■ 課題に対するフィードバック
○授業内活動や提出物に関する参考例を示す。
○毎時間、前時の学修についてのふりかえりを行う。
■ 使用テキスト・教材
○各回のねらいに即した教材・資料を配付する。
○履修者が指示に従い、必要な読書素材(図書等)を準備・持参する。
■ 参考文献等
○小・中学校学習指導要領(「国語」「特別の教科 道徳」)解説
○松岡享子『子どもと本』(岩波新書)
○松田哲夫・編『中学生までに読んでおきたい 日本文学』(あすなろ書房 全10巻)
○『大村はま国語教室7・8(読書生活指導の実際一・二)』(筑摩書房)
■ 備考
実際的・実践的な学修となるために、履修者の提案・発表を最大限に採り入れた講義形態とする。
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