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算数科教育法B
開講年次:2年次
卒業:選択 小学校教:必修
開講時期:後期 授業形態:演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:1 単位
鈴 木 一 尋(実務経験あり)
■ 科目のねらい
この科目は、教育・保育の目的・本質に関する知識、およびその指導法に関する科目であり、指導内容の具体化、指導技術の獲得、指導法の確立等授業を実施するのに必要なファクターを身に付けることがこの科目のねらいです。
■ 授業の概要
これまでの算数教育の歩みを概観し、低・中・高学年の算数指導、特に「数と計算」及び「図形」の指導をするにあたっての留意事項についての理解を確かなものにします。それらの学習をもとにして、子どもたちに実際に指導することを想定して、60分間の本時の指導の授業プランを作成し、学生が指導者と児童になって授業を実施します。授業後に実務家教員による批評をして授業の振り返りをします。反省を生かして本時の指導を書き換え、さらによりよいプランにしていきます。それらの活動を通して、授業の構成能力を高めることをねらいとします。
■ 達成目標・到達目標
①算数指導においていろいろな学習指導法があることを理解するとともに、子どもが主体的に授業に参加できるプランを作成できる。
②作成した授業のプランに基づいて模擬授業を実施し、授業に対するいろいろな意見を受け止め、プランを修正できる。
③授業の観察の視点、評価の視点にしたがって授業の観察をし、授業を評価したり、修正意見を述べることができる。
■ 単位認定の要件
指導案の内容が算数授業のポイントをおさえているかをそれぞれの項目について70%程度の達成率を求める。又、実際の授業で子どもを生かした授業を構成しているかどうか教材作成、発問、板書等で80%の達成率を求める。
■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:50% 授業内活動:50%
■ 授業計画
■ 時間外学修
指導要領の解説、算数編やいろいろな算数指導に関する著書を読んで、単元のねらいを把握したり授業の構成について理解し、学習指導案を作成するとともに教材を作成し、模擬授業の準備をする。(毎回約1時間)
■ 課題に対するフィードバック
ねらいを達成するために模擬授業を行います。授業の評価は学生同士の相互評価として観点に従ったコメント指導者の観点に従ったコメントを提示し、授業の振り返りをします。
■ 使用テキスト・教材
指導要領の解説 算数編
鈴木隆,須賀一好,花屋道子編著『「主体的・対話的で深い学び」の教育』(東北文教大学出版会,2018)
■ 参考文献等
算数科教育法に関わる参考図書
■ 備考
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