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家庭支援の心理学
開講年次:3年次
卒業:選択 保育士:必修 認定心理:必修
開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
永 盛 善 博
■ 科目のねらい
この科目は、子どもの育ちの背後にある保護者に対する支援に必要な専門的知識・技術・態度について学修するために設置されており、子どもを取り巻く家庭環境の多様性や今日的課題の理解をねらいとする(DP中項目②④⑤に対応)。
■ 授業の概要
授業各回では、現代の家族の多様な形(少子化、ディンクス、晩婚化、同性カップル、生殖医療、パラサイトなど)があると同時に、人間が誕生し成長する場として家族のような密接な人間関係の場を必要としていることの理解を進める。また、構造理論の視点から、家族の病理の一つの解決の方法を示す。
■ 達成目標・到達目標
家族の定義や機能について、複数の視点から説明できる。
家族にどのような問題が生じやすいかライフサイクルの視点から説明できる。
家族の問題について、構造やシステムの観点から考えを述べることができる。
家族療法と個人療法の考えについて、共通点と差異について説明できる。
■ 単位認定の要件
上記の4項目について、60%以上の理解をあると認められること。
■ 単位の認定方法及び割合
授業内試験:70% 授業内活動:30%
■ 授業計画
■ 時間外学修
次回で取り上げる授業内容について、教科書の該当箇所を事前に熟読し、まとめる(目安時間:各回約2時間)。
授業で取り上げた内容について、配布資料を読んでまとめる(目安時間:各回約2時間)。
■ 課題に対するフィードバック
回収したレポートについては、返却時に全体に対する講評を行う予定である。
■ 使用テキスト・教材
テキストは使用しない。教員の方で適宜教材を作成し、配布する。
■ 参考文献等
「よくわかる家族心理学」柏木恵子編著 ミネルヴァ書房 \2,600
「家族理解入門」団士郎 中央法規 \1,600
■ 備考
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