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防災・安全教育
開講年次:3年次
卒業:選択 小学校教:選択 幼稚園教:選択
開講時期:後期集中 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
小 田 隆 史
■ 科目のねらい
この科目は、専門教育科目で修得した知識・技能を一層高め、教育・保育の現場で実際に応用できる能力の修得を目指し
て、専門発展科目の「地域社会の理解」に区分されており、選択科目として配置している。(DPに対応する中項目:⑤⑥⑦)
■ 授業の概要
学校における防災は、教職員が子どものいのちを守るための適切な管理を行う防災管理の側面と、子どもが自ら生涯に
亘って自身のいのちを守るための知識や術を身につけさせる防災教育の側面がある。学校保健安全法においては、生活
安全、交通安全、災害安全の3領域が設定されている。この授業では、東日本大震災での教訓を踏まえて、そのなかでも
災害安全に焦点を当てて、学校や教員が地域と連携して取組む防災に必要な資質・能力を身につける。
■ 達成目標・到達目標
①自然災害発生のメカニズムの基礎を理解し、様々な防災取組について第三者に説明できるようになる。
②学校教員が担い得る防災教育・防災管理のための知識,資質,能力の内容を理解し、論じることができる。
③様々な関係主体と協働した防災実践に自ら主体的に参画するための留意点を説明できる。
■ 単位認定の要件
上記の達成目標・到達目標の3項目を確認するための授業内での試験を通じて、合計60%以上の理解を示すこと。
■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:30% 授業内試験:60% 授業内活動:10%
■ 授業計画
■ 時間外学修
講義の前に事前に指示するテキストに必ず目を通してから臨むこと(毎回約3時間)。また、授業の内容の理解度を確認す
るミニペーパーを課すとともに、授業内試験を行うので、適宜ノートテイクを行い、各自要点を整理・理解し、不明な点
は積極的に授業前後で質問に来ること(合計で15時間)。
■ 課題に対するフィードバック
授業の中で、口頭でコメントをしてフィードバックを行う。
■ 使用テキスト・教材
小田隆史編著『教師のための防災学習帳』,朝倉書店
その他、授業内で印刷配付する。
■ 参考文献等
大川小学校事故検証報告書(平成26年2月26日,大川小学校事故検証委員会)
大規模災害時の学校における避難所運営の協力に関する留意事項について (通知)
(平成29年1月20日文部科学省初等中等教育局長発出)
第2次学校安全の推進に関する計画(平成29年3月24日閣議決定)・・・ほか
■ 備考
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