シラバス

情報処理演習Ⅲ

開講年次：2年次

卒業：選択

開講時期：後期　授業形態：演習　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：1 単位

大　野　　　寛

■ 科目のねらい
「基礎教育科目」として配置されている本科目は、学修や学内外の諸活動等を通して、幅広い教養を身につけるとともに、自己を取り巻く世界や環境を知ることで多角的なものの見方、考え方ができることを目的としている（DPに対応する中項目：①＋⑦⑧）。

■ 授業の概要
より高度で効率的な情報処理技術を修得するためプログラミング技術を演習を通して学修する。主流であるオブジェクト指向プログラミングに対応するため表計算ソフト上で演習を行う。基本的なアルゴリズムを学修したのち、表計算処理をより活用できるような実用的プログラムの作成を演習する。さらに、表計算内にとどまらず画像等の操作も可能なように発展させる。

■ 達成目標・到達目標
①変数や配列を理解しプログラムの中で活用できる
②条件分岐やループ処理などの言語に依らない基本的なプログラム文法を理解する
③ＶＢＡプログラムの基本的な文法を理解する

■ 単位認定の要件
授業内で課す演習問題等をすべて提出すること。
まとめの課題で6割以上の成績をとること。

■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物：80％　授業内活動：20％

■ 授業計画

第1回ガイダンス

授業概要の説明
記録マクロによるVBAコード生成

第2回基本的VBAプログラム

条件に応じ処理をわけるためのIF文、ループによる繰り返し処理等の基本的なプログラム法の演習

第3回メッセージボックスの利用

メッセージボックスから条件を入力しデータを抽出する

第4回練習問題による演習

ここまでの内容に関し練習問題を行う。

第5回練習問題による演習

ここまでの内容に関し練習問題を行う。

第6回別シート参照の処理

VBAプログラムで別シートを参照する処理

第7回ワークシート関数の利用

VBAプログラムでワークシート関数を利用する処理

第8回練習問題による演習

ここまでの内容に関し練習問題を行う。

第9回練習問題による演習

ここまでの内容に関し練習問題を行う。

第10回コントロールパーツ

ワークシート上に配置しＶＢＡプログラムを割り当てる様々コントロールパーツについて使い方を演習

第11回コントロールを利用したマクロ１

シート上に作った業務用の仕組みを活用するための利用法

第12回コントロールを利用したマクロ２

ユーザフォームを利用したVBAプログラム

第13回コントロールを利用したマクロ３

ユーザフォームを利用したデータベース

第14回練習問題による演習

ここまでの内容に関し練習問題を行う。

第15回まとめ

まとめの課題

■ 時間外学修
授業で行った演習問題や操作を反復して練習すること（各回1～2時間）。

■ 課題に対するフィードバック
授業内で話題にする

■ 使用テキスト・教材
３０時間でマスター　Excel2007 VBA（実教出版）

■ 参考文献等

■ 備考
・WORD, EXCELがインストールされた自分のノートパソコンを持ち込んで受講することも可能です。

2022年度 シラバス 人間科学部 人間関係学科

2022年度　シラバス　　人間科学部　人間関係学科