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知覚心理学
開講年次:2年次
卒業:選択
開講時期:後期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
松 田 浩 平
■ 科目のねらい
専門教育科目の「専門発展科目」として配置されている本科目は、3コースに対応して「グローカルコミュニケーション」「心理総合」「福祉マネジメント」の各領域と「実践領域」からなる科目群に含まれ、心理総合に関する高度な専門知識・知見そしてスキルを身につけることを目的とする。(DPに対応する中項目:⑥+②③⑧)
■ 授業の概要
心理学の重要な基礎分野のひとつである知覚心理学について学ぶ。知覚は、人が環境から何をどのように取り入れるのかという、心理学の出発点に位置づけられる分野である。生活空間や周囲の人々も環境の一部であるという考え方に基づき、人間が自らを取り巻く環境に適応する上での基礎過程となる、人間の情報処理の特性について学ぶ。
■ 達成目標・到達目標
① 基礎心理学と応用心理学の立場の違いを簡単に説明できるようになる。
② 視覚や聴覚など、代表的な知覚のいくつかの仕組みについて簡単に説明できるようになる。
③ 知覚と、認知・記憶など基礎心理学における他の分野との関係について代表例をあげて説明できる。
■ 単位認定の要件
少なくとも、基礎心理学と応用心理学の立場の違いを簡単に説明でき、視覚や聴覚など、代表的な知覚のいくつかの仕組みについて例示して説明できること。
■ 単位の認定方法及び割合
期末試験:60% 授業内提出物:20% 授業内活動:20%
■ 授業計画
■ 時間外学修
授業計画と教科書の内容を照合して、各回の授業内容について2時間程度の予習をしておくこと。また授業後には授業内容を2時間程度の時間をかけて整理すること。
■ 課題に対するフィードバック
提出された課題等については授業内で講評を行なう。
■ 使用テキスト・教材
「ポテンシャル知覚心理学」、 中村 浩、 戸澤純子、 サイエンス社、 2017年、 ISBN: 978-4-7819-1395-7
■ 参考文献等
「知覚心理学」、北岡明佳、ミネルヴァ書房、2011年、ISBN: 978-4623057696
「感覚知覚心理学」、綾部早穂・熊田孝恒、サイエンス社、2014年、ISBN: 978-4-7819-1332-2
■ 備考
授業では、心理学の基本的な研究方法である実験の簡単な実例を通して理解を深めることがある。授業内でアンサーチェックを行うので積極的に応答して欲しい。授業に参加するということを学修意欲の表れとして評価する。
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