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文章表現の技術

開講年次:2年次

卒業:選択

開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

柳 谷 豊 彦(実務経験あり)


■ 科目のねらい
 カリキュラム・ポリシー(基礎教育科目)に示す「社会の出来事に幅広く関心を持ち、理解するための知識・技能」修得のうち、特に文章表現について理解を深め、基本的な文章表現のスキルを習得し、学修及び将来の職業・社会生活に活かすことをねらいとする(DP中項目②⑧⑨)。

■ 授業の概要
○設定された多様な課題や条件を踏まえて、ねらいや目的に応じた文章を書く。
○自らの表現力への転移を図るために、実例について検討・分析し、そのポイントや工夫を学ぶ。
○指導主事の実務経験や県内小中教員との国語教育実践交流を生かし、子どもの作文力を育むための指導法について指導する。
○授業形態は講義と演習(課題)を組み合わせるとともに、成果物や実例についての相互批評活動を重視する。

■ 達成目標・到達目標
①参考(好例)となる文章(実例)の分析を活かして、わかりやすい明解な文章を作成できる。
②「レポート」や「卒業研究」などにつながるような、目的や条件に則した基礎的な成果物を作成できる。
③作文の実践者及び指導者として必要な内容や工夫について例示や説明ができる。

■ 単位認定の要件
①~③の項目のすべてについて、60%以上達成すること。

■ 単位の認定方法及び割合
授業内提出物:80% 授業内活動:20%

■ 授業計画


















■ 時間外学修
事前:資料や指示に基づいて、予習と準備(「新聞ファイル」の収集、題材の選択と持参など)を行う。
事後:授業の発展(原稿等の手直し・推敲など)や成果物(提出物)の仕上げなどを行う。≪30時間≫

■ 課題に対するフィードバック
授業内活動や成果物(提出物)に係る参考例や添削例を示す。

■ 使用テキスト・教材
○各回のねらいに応じた教材・資料を配付する(A4判ファイル(2穴)を準備すること)。
○履修者が準備・選択する素材を使用する。

■ 参考文献等
○野内良三『伝える! 作文の練習問題』(NHKブックス)
○本多勝一『日本語の作文技術』(朝日新聞社・文庫)
○金子泰子『大学生の長作文練習』(渓水社)
○今野真二『うつりゆく日本語をよむ―ことばが壊れる前に』(岩波新書)  

■ 備考
4回の【提出物】は学修成果物として各20点満点、計80点の評価点とする。

 
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