シラバス

コンピュータ応用演習

開講年次：3年次

卒業：選択　　小学校教：必修　　幼稚園教：必修

開講時期：後期　授業形態：演習　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：1 単位

大　野　　　寛

■ 科目のねらい
　大学における学習活動や社会での活動に活用できる応用的な情報技術を演習を通して習得する。（DPに対応する中項目：③⑨）

■ 授業の概要
　はじめに、画像処理と文書処理技術を扱う。特に、画像や図形を利用した情報量の多い文書の作成や論文等など長文の編集技術を習得する。
　次に、表計算ソフトを用いた数値処理を扱う。複数の表を連携させリレーショナルデータベース的に扱う技術や様々な条件下で計算を行う技術を習得し、複雑な計算処理が行えることを目指す。その後、統計処理を演習する。

■ 達成目標・到達目標
①10分間で500字以上文字入力できる。
②複数の表や画像を用いたビジネス文書を作成できる。
③表計算ソフトでグラフ機能を活用できる。
④複数の表を連携させた表計算処理や様々な条件下での計算処理ができる。
⑤統計処理ができる。

■ 単位認定の要件
　文書処理について、①10分間で400文字以上の文書作成ができること、②図形や表などを含む情報量が多い文書を20分程度で作成できること。表計算処理については、③グラフの活用、④別表を参照する関数やデータベース関数・統計処理の関数が利用できること。

■ 単位の認定方法及び割合
授業内試験：80％　授業内活動：20％

■ 授業計画

第1回イントロダクション

授業内容の説明。基本スキルの確認

第2回画像

画像データの扱いについて演習する

第3回様々な文書作成１

図形等を利用した文書作成の演習１

第4回様々な文書作成２

図形等を利用した文書作成の演習２

第5回様々な文書作成３

図形等を利用した文書作成の演習３

第6回様々な文書作成４

段組み等を利用した情報量の多い文書作成の演習

第7回文書作成まとめ

図形等を利用した文書作成の課題

第8回表計算処理の復習

表計算処理の基本的な技術について復習する。

第9回グラフ処理等

グラフ機能を利用した視覚化の学習、および、文字列操作関数

第10回表参照処理

別表を参照し、必要なデータを探したり、処理を分ける方法を演習

第11回条件付き計算

条件付き計算をデータベース関数を用いて処理する方法を演習

第12回総合演習

表計算処理に関する実技課題

第13回統計処理

基本的な統計量の計算

第14回統計的推定・検定

標本データから統計量を推定する方法を演習
標本データを分析して得た特徴を統計的に評価する検定方法を演習

第15回まとめ

総合的な課題

■ 時間外学修
授業で行った演習問題や操作を反復して練習すること（各回１～２時間）。"

■ 課題に対するフィードバック
授業内に説明する。

■ 使用テキスト・教材

■ 参考文献等
『３０時間でマスターWord&Excel2016』（実教出版）

■ 備考
・WORD, EXCELがインストールされた自分のノートパソコンを持ち込んで受講することも可能です。

2022年度 シラバス 人間科学部 子ども教育学科

2022年度　シラバス　　人間科学部　子ども教育学科