シラバス

保育キャリア演習Ｂ

開講年次：3年次

卒業：選択

開講時期：前期　授業形態：演習　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：1 単位

佐　藤　敬　一

■ 科目のねらい
社会に出てから必要な論理的思考力・判断力を身に付けることを目的とする。併せて、演習や課題を通して自己の学習
方法を確立し、数学的なものの見方・考え方等を養うことも目的としている。また、その結果として企業や公務員の保
育士として働く場面での資質を養うことができることを期待して設置した科目である。（ＤＰ中項目３、８、９）

■ 授業の概要
高等学校数学教員としての指導経験を踏まえ、数的処理・判断推理・図形処理等数学系科目の講義・演習を行う。事前
に配付された資料で自らの理解度を確認し、さらに、解説により理解を深める。また、講義内容の学習だけで終わるこ
となく、中学校や高等学校で学習する内容・公式を再確認しながら進めていく。

■ 達成目標・到達目標
①数的推理、判断推理、図形及び資料解釈の基本問題を自分の力で解き、明解に説明することができる。
②数的推理、判断推理、図形及び資料解釈の応用問題の解説を理解し、同種の問題を自分の力で解けるようになる。
③企業の就職試験や公務員試験を受験するにあたっての学習計画を自ら立て、実行していくことができる。

■ 単位認定の要件
①を必須条件として、授業内で支持された課題を提出して、②の授業の中で解説された問題を理解し、６０％解答する
　ことができる。

■ 単位の認定方法及び割合
期末試験：40％　授業内提出物：30％　授業内活動：30％

■ 授業計画

第1回ガイダンス及び判断推理①「論理・手順」

授業の進め方、受講する際の心得及び学習方法を理解し、自己の学習計画を立てる。
判断推理の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第2回判断推理②「対応・発言」

判断推理の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第3回判断推理③「位置・順番と順位」

判断推理の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第4回判断推理④「リーグ戦・トーナメント戦」

判断推理の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第5回判断推理⑤「応用」

判断推理の応用的な問題を解き、その解説を参考にしながら、人に説明できるようになる。

第6回数的推理①「整数・数列」

数的推理の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第7回数的推理②「方程式・不等式」

数的推理の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第8回数的推理③「割合・速さ」

数的推理の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第9回数的推理④「順列と組合せ・確率」

数的推理の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第10回数的推理⑤「仕事算・水槽算」

数的推理の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第11回数的推理⑥「応用」

数的推理の応用的な問題を解き、その解説を参考にしながら、人に説明できるようになる。

第12回図形①「平面図形・立体図形」

図形の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第13回図形②「応用」

図形の応用的な問題を解き、その解説を参考にしながら、人に説明できるようになる。

第14回資料解釈①「基本」

資料解釈の基本的な問題を解き、その解説を理解し、自分の言葉で人に説明できるようになる。

第15回資料解釈②「応用」

資料解釈の応用的な問題を解き、その解説を参考にしながら、人に説明できるようになる。

第16回まとめ

試験を通して、授業内容の定着度を確認し、各自の今後の目標を明確にする。

■ 時間外学修
課題と事前配付プリントの予習・復習(毎回約３０分)　自ら立てた計画による学習(毎回約３０分)

■ 課題に対するフィードバック
添削指導並びに演習時間内及びオフィスアワー等に個別指導で対応

■ 使用テキスト・教材
必要な資料は、授業内で配付する。

■ 参考文献等
「すいすいわかる　保育士採用　教養試験」(一ツ橋書店)　　「すばやく解ける数的推理」（新星出版）
「絶対決める！数的推理・判断推理」（新星出版）等　　どの問題集が特に優れているということはない。　　

■ 備考

2022年度 シラバス 人間科学部 子ども教育学科

2022年度　シラバス　　人間科学部　子ども教育学科