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臨床心理学

開講年次:3・4年次

卒業:選択  認定心理:必修  認定心理:必修

開講時期:前期 授業形態:講義 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位

花 屋 道 子


■ 科目のねらい
この科目は,学修対象を子どもからその保護者である大人にまで拡大し,子どもの育ちの背後にある保護者支援に必要な専門的知識を身につけるために設置した科目である。
臨床心理学においては,心理的問題を一般的に解釈するのではなく,個人に即して理解する点が含まれるが,このような理解の仕方の基礎となる知識と態度とを身につけることを目標とする。(DPに対応する中項目:②③⑤)

■ 授業の概要
臨床心理学の主要な理論を紹介するほか,一部描画や物語を創る体験を織り交ぜながら,個々人の内的なイメージの世界に気づき,クライエント個人の内界からの理解から心理療法がスタートし,様々な展開のあることを学ぶ。

■ 達成目標・到達目標
①臨床心理学が成立した経緯について,正しく述べることができる。
②主要な心理療法の理論について解説できる。
③今日的な心理的問題に対して、臨床心理学の立場からなされるかかわりについて解説できる。

■ 単位認定の要件
①~③について,6割がた正しく行えること。

■ 単位の認定方法及び割合
期末試験:70% 授業内提出物:30%

■ 授業計画



















■ 時間外学修
次回で取り上げる内容について、教科書の該当箇所を事前に確認し、初出の用語を辞典などで調べる(目安時間:各回約2時間)。
授業後はノートや資料を復習して理解を確実にする。授業の中で初めて出会った内容について、自分でも辞典などで調べて再度確認する(目安時間:各回約2時間)。

■ 課題に対するフィードバック
授業内提出物についてはその後の授業の中で取り上げ,全体に向けたフィードバックを行う。

■ 使用テキスト・教材
川瀬正裕・松本真理子・松本英夫(著)『心とかかわる臨床心理:基礎・実際・方法[第3版]』(ナカニシヤ出版)2015.

■ 参考文献等
氏原寛・杉原保史(共編)『臨床心理学入門:理解とかかわりを深める』(培風館)1998.
その他適宜,授業の中で紹介する。

■ 備考
授業の進捗状況により,内容の伸縮等変更されることがある。

 
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