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2020年度　シラバス　　短期大学部　人間福祉学科

介護総合演習Ⅱ

開講年次：1年次

卒業：選必　　介護福祉：必修

開講時期：後期　授業形態：演習　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：1 単位

齋藤美（実務経験あり）、橋本、横尾（実務経験あり）、南條、三瓶（実務経験あり）、菊地一（実務経験あり）、下村美、斎藤祐

■ 科目のねらい
この科目は人間福祉学科の３つのディプロマ・ポリシーを身につけることを目標に設置されたカリキュラム・ポリシー「
人間の幸せと社会のあり方を幅広く捉え、『尊厳の保持』『自立支援』を踏まえ、介護を必要とする人のあらゆる場面に
汎用できる専門的な知識・技術・態度を養う」ための科目である。介護福祉士必修科目であり、既学習内容を統合し、同
必修科目である「介護実習」を有意義な学習の場とするための事前学習および介護実習での学びをより確かなものにする
ための事後学習を行うことで、介護福祉士に必要な実践的な基礎能力を養うことをねらいとしている
１．介護実習Ⅰでの介護場面の観察、補助やコミュニケーションを通して学んだ利用者の生活像の理解を深め、さらに視野を広げて生活ニーズの検討を行う
２．介護福祉士が働く施設・事業所の役割と機能を理解するとともに、利用者、家族のニーズについて考察し、その個別ニーズに対する介護福祉士の役割を理解し、実践できる基本的な知識と技術、態度を養う
３．介護実習Ⅰでの課題を明確にし、その課題改善に向け、学内学習との統合を図りながら、介護福祉士に必要な知識・技術の向上をめざす

■ 授業の概要
・学内で学んだことを総合的に理解し、実習先で実践できるよう、個々の学生がもつ関心や疑問、不安などを一つ一つ解決し、自信をもって実習に臨めるようにする
・授業者の介護福祉士としての実務体験などを提示しながら、介護施設での実習状況をイメージ化する
・施設入所サービスなどの介護施設の役割と機能および利用者・家族に対する介護福祉士の役割と、個別ケアの必要性や自立支援に向けた多職種協働の意義と役割を理解し、自身の目標や学習課題を明確にできるようにする
・介護実習のふりかえりや報告会を通して実習体験を共有することで、学びを深め、自己を客観的に評価するとともに、介護福祉専門職としての倫理性や専門性について考える機会とする

■ 達成目標・到達目標
①実習施設の概要を理解し、利用者の生活ニーズと施設・事業所の役割を整理し、説明できる
②個別ケアの必要性や自立支援のあり方について説明できる
③介護実習Ⅱのねらいや学習内容を理解し、自己の実習における関心や不安を認識するとともに介護実習Ⅰで明確になっ
た課題をふまえ、自身の目標や学習課題を明確にし、言語化できる
④介護実習Ⅱでの体験をふりかえり、学内学習と関連付けながら学んだことを表現することができる
⑤介護実習Ⅱでの介護実践をふりかえり、基本的な生活支援技術の展開ができる

■ 単位認定の要件
①～⑤のすべての項目を６０％以上達成すること

■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート：50％　授業内提出物：20％　授業内試験：30％

■ 授業計画


■ 時間外学修
介護実習Ⅰ実習記録およびワークシートを見直し、課題を整理する。
関連する他履修科目の学習内容をノートにまとめる。（目安時間：１時間）

■ 課題に対するフィードバック
実習生調書、実習課題については時間外に実習巡回教員が個別指導を行う
記録の書き方については添削指導を行う

■ 使用テキスト・教材
『社会福祉小六法』（ミネルヴァ書房）

■ 参考文献等
「介護実習の手引き」※授業内で配布します

■ 備考
介護実習巡回指導教員　橋本美香、南條正人、三瓶典子、菊地一穂、横尾成美、齋藤美穂、下村美保、斎藤祐子

 
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