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2020年度　シラバス　　短期大学部　人間福祉学科

介護過程Ⅴ

開講年次：2年次

卒業：選必　　介護福祉：必修

開講時期：後期　授業形態：演習　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：1 単位

菊　地　一　穂（実務経験あり）

■ 科目のねらい
この科目は、本学科のディプロマポリシーである「介護を必要とする人に対して尊厳や倫理観を持った介護
福祉士」となるべく根拠ある介護が提供できるよう、実際のケアプランや介護計画に関連するケアマネジメ
ントの流れなどを学びながら、介護過程のまとめをする科目である。また、この科目は「介護過程Ⅳ」と並
行して受講する中で、ケアプラン（介護サービス計画）作成の目的やその特性を学習しながら、地域で生活
するために不可欠となる他職種連携やチームアプローチについての理解を深めていく。

■ 授業の概要
前半は、介護過程とケアマネジメントの関係性について復習し、ケアプラン（介護サービス計画）に不可欠
なチームアプローチとチームにおける介護福祉士の役割を学ぶ。また、介護実習Ⅲで作成した介護計画（個
別援助計画）を参考に、事例を基にケアプラン（施設サービス計画：の第1表、第2表、第3表）を作成し、介
護計画との関係性を理解する。後半では、介護支援専門員としての経験を活かし、ケアプランに設定した対象
者の目標を達成するための介護支援専門員の働きや多職種協働の効果を活かすための役割などについて紹介し、
DVDなどを活用しながら学ぶ。

■ 達成目標・到達目標
①介護施設におけるケアプラン（施設サービス計画：第1表、第2表、第3表）を事例を基に作成できる。
②介護保険制度におけるケアマネジメントの意義・目的を理解し、その流れを記述することができる。
③ケアプランと介護計画の関係性を理解し、その違いと多職種連携の必要性を説明できるようになる。

■ 単位認定の要件
上記①～③について60%以上理解し、達成すること。

■ 単位の認定方法及び割合
期末試験：80％　授業内提出物：10％　授業内活動：10％

■ 授業計画


■ 時間外学修
・授業で出された課題については、ノートを使ってポイントなどを整理し、他者に説明できるようにしておくこと。
　（目安時間：約１時間）

■ 課題に対するフィードバック
・授業始めに前回の授業の復習を行い、学生に確認し答えてもらう。
・授業最後にミニテストを行い、簡単な解説を行う予定である。

■ 使用テキスト・教材
最新・介護福祉士養成講座第9巻「介護過程」（中央法規出版）

■ 参考文献等

■ 備考
・ゲストスピーカーを予定（2回）
　①法令順守に基づく施設サービス計画書の作成と多職種連携・協働の必要性　など
　②施設での事例を基に介護支援専門員の役割と介護職福祉士としての意識　など

 
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