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ジェンダー論演習
開講年次:2年次
卒業:選必 上級ビジ:選択
開講時期:前期 授業形態:講義・演習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:2 単位
齋 藤 由美子 (実務経験あり)
■ 科目のねらい
コア科目の領域におけるこの科目は、特に異文化・比較文化や社会文化の分野において、学生が学問の方法を身につけ歴史と文化を踏まえて人間や社会の出来事を総合的に理解し説明できるようになることをねらいとし、また、卒業研究のゼミに関連するものとして「文化の多様性」系統の科目群に配置している。(DPに対応する中項目:②④⑧)
■ 授業の概要
この科目では社会の中で見えないルールとして潜在し、内面化しているジェンダーの概念を理解し、その視点で現代の暮らしや社会問題を分析し、そこから自らと社会を多角的に見る視点を養うことを目的としています。
授業では、授業者の男女共同参画センターでの実績や事例も活かしながら、講義やDVD視聴、グループワークを多く取り入れ、ジェンダーの概要や形成されるメカニズムを学び、さらに身近な現代の家族や仕事の問題を考え、自分の問題として捉えると共に、男女が生きやすい男女共同参画社会について考察を深めます。
■ 達成目標・到達目標
①ジェンダーに関わる基礎的な知識を得、日常のくらしの問題と結びつけて説明できるようになる
②グループワークの中で、多様な意見を聞き、自分との相違点を発見・分析し、発表できる
③ジェンダーの視点から社会事象を考察し、その結果を論理的に記述できるようになる
④得られた知識や経験を、自らの生き方選択やキャリア形成の一助とすることができる
■ 単位認定の要件
①~④項目について、60%以上達成すること
■ 単位の認定方法及び割合
期末レポート:40% 授業内提出物:40% 授業内活動:20%
■ 授業計画
■ 時間外学修
授業で学んだことを授業プリント、新聞記事を熟読して復習し理解を深め、他者に説明できるようにする(目安時間:約8時間)
・課題やレポートのための資料探索及びレポートの執筆(各課題について6時間)
■ 課題に対するフィードバック
回収したレポートに関しては、返却時に簡単なコメント、ならびに全体に対して、いくつかのレポート(考え方)の紹介、全体の講評を行う
■ 使用テキスト・教材
授業中に教材プリントを配布
■ 参考文献等
千田有紀他著 2013『ジェンダー論をつかむ』有斐閣
伊藤公雄・牟田和恵著 2015『ジェンダーで学ぶ社会学(全訂新版)』世界思想社
■ 備考
ジェンダーに関係すると思われる社会問題に関心をもつことが望まれます。日頃から関係すると思われる新聞等の記事を読んでおいてください。
グループワークを大切にしますので、自分なりの考えを述べ主体的に参加することが必須です。
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