シラバス

情報処理演習Ⅰ

開講年次：2年次

卒業：選択　　上級ビジ：選択

開講時期：前期　授業形態：演習　授業回数：15 回　時間数：30 時間　単位：2 単位

遠　藤　博　子

■ 科目のねらい
共通科目領域におけるこの科目は、実務遂行能力を身につけ、知識や技術をもとにコミュニケーション能力を高め、資格
取得にかかわる知識・技術習得のため「情報」群に設置されている。（DPに対応する中項目：①⑤）

■ 授業の概要
　この授業では、表計算ソフトの基本的な使い方について演習を通して学習する。
　前半は、関数を中心にその利用方法を演習する。基本的な関数が中心となるが、条件分岐処理を行う関数や
端数処理に関する関数など、表面的な学習では実際の利用に応用できない関数も含まれる。
　後半は、グラフの利用法やデータベース的利用方法、様々な応用方法を学習し、次のステップへとつなげる。

■ 達成目標・到達目標
①表計算ソフトの基本操作ができる。
②基本的な関数が使えるようになる。
③グラフが作成できる。
④データベース的利用ができる。

■ 単位認定の要件
①～④について、日本情報処理検定の表計算検定３級程度ができること。

■ 単位の認定方法及び割合

■ 授業計画

第1回イントロダクション

授業内容の説明。Excelについての基本的な操作手順を概観する。

第2回基本操作１

表・セルデータの編集と平均の計算を中心に演習する。

第3回基本操作２

罫線の利用も加え、表計算処理を演習する。

第4回絶対参照・最大値・最小値

セル番地の絶対参照とその意味を学習し、演習する。
最大値・最小値を探す関数について演習する。

第5回データ数のカウント・端数処理

データ数を数える関数について演習する。
端数処理について学習し、演習する。

第6回条件判断

IF関数を利用した分岐処理について学習し、演習する。

第7回順位に関する関数

順位付けを行う関数について演習する。

第8回総合演習１

ここまでの内容を総合的に扱う演習をする。

第9回授業内実技テスト１

ここまでの内容についての理解を確認するために実技テストを行う。

第10回グラフ処理

グラフ機能を利用した視覚化について学習し、演習する。

第11回データベース

データベース機能の利用について学習し、演習する。

第12回列の検索・文字列操作

データを列方向に検索する関数について学習し、演習する。
文字列操作を行う関数を演習する。

第13回条件付き計算

条件を付けて計算を行う方法を演習する。

第14回総合演習２

後半の内容を総合的に扱う演習をする。

第15回授業内実技テスト２

主に後半の内容について理解を確認する実技テストを行う。

■ 時間外学修
授業時間内にこなせなかったテキストの実習問題を演習すること（各回１～２時間）。
授業で行った演習問題や操作を反復して練習すること（各回１～２時間）。

■ 課題に対するフィードバック
授業内で説明する。

■ 使用テキスト・教材
実務出版「３０時間でマスター　Ｅｘｃｅｌ２０１９」

■ 参考文献等

■ 備考
７月・１２月に検定を行う予定。

2021年度 シラバス 短期大学部 総合文化学科

2021年度　シラバス　　短期大学部　総合文化学科