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野外活動
開講年次:1年次
卒業:選択
開講時期:前期 授業形態:演習・実習 授業回数:15 回 時間数:30 時間 単位:1 単位
佐東治、佐久間美智雄、鈴木純
■ 科目のねらい
この科目は、日本キャンプ協会のキャンプインストラクター資格取得を目的とする学びを通して、教養(CP・DP)としての自然環境の活用・保護などに対する問題意識を持って、自然体験活動についての方法と技術を身につけることをねらいとしています。((DPに対応する中項目:④⑤⑥)
■ 授業の概要
キャンプで使用する用具とその扱い、キャンプ実践に必要な様々な技術を学び、キャンプ実習において実践します。
キャンプインストラクターとしてキャンプの指導を行う上での基礎となる方法と技術を身に付けます。
前期授業期間に、7.5回の授業を行い、夏季休暇の期間に3泊4日のキャンプ実習を行います。
■ 達成目標・到達目標
①キャンプに必要な基本的技術を実践できる。
②キャンプで使用する用具を扱うことができる。
③キャンプにおいてインストラクターとしての指導ができる。
■ 単位認定の要件
達成目標・到達目標を60パーセント達成すること。
■ 単位の認定方法及び割合
授業内活動:100%
■ 実習
第1回 ガイダンス(キャンプ概論と併せて行います。)
野外活動とキャンプ概論の授業内容について。
日本キャンプ協会とキャンプインストラクター資格について
第2回 キャンプの用具1
キャンプ実習において使用する用具を確認し、その扱いについて学ぶ。
第3回 キャンプレクリエーション
キャンプで行われる活動を体験し、子どものキャンプにおける活動を考える。
第4回 キャンプの用具2
キャンプ実習において使用する用具を確認し、その扱いについて学ぶ。
第5回 キャンプの特性B・グルーピング
キャンプでの組織と、その役割を学ぶ。
キャンプ実習におけるグループを作り、個々の役割を考える。
第6回 キャンプクラフト
木・竹を材料にしてクラフト活動を行い、刃物の扱いについて学ぶ。
第7回 キャンプクッキング
野外炊飯・食材について学び、キャンプ実習におけるグループごとのメニューをつくる。
第8回 キャンプ計画
キャンプ実習の日程を基に、グループごとの計画を立て、しおりを作成する。
<キャンプ実習(実習)>
日程:8月6日(土)、8月8日(月)、8月9日(火)~10日(水)1泊2日
場所:大学、大学周辺、山形県飯豊少年自然の家
1日目
開講式・テント設営・ファーストエイドの実際・野外ゲーム・ミーティングほか
昼食(各自弁当予定)
2日目
自然散策・野外ゲーム・野外炊事法・ミーティングほか
昼食(各自弁当予定)
3日目
キャンプ場の点検(清掃とフィールド調査・危険予知)・キャンプファイアーの準備と運営・ミーティングほか
昼食・夕食(グループごとに炊飯または食堂)テントまたは館内泊
4日目
朝の集い・野外ゲーム・キャンプ場の点検(清掃)・ミーティング・閉講式ほか
朝食・昼食(グループごとに炊飯または食堂)
※天候などにより予定を変更する場合があります。
■ 時間外学修
事前:テキストを読んで疑問点などをまとめること(各回約1時間)。
事後:授業ごとにキーワードを提示しますので、キーワード使って授業内容をまとめること(各回約1時間)。
■ 課題に対するフィードバック
課題に対しては、科目の特性上、基本的にはその場でフィードバックします。
また、実習中は、毎日振り返りの時間を作り、その場で1日分の課題のフィードバックをします。
■ 使用テキスト・教材
『キャンプ指導者入門』日本キャンプ協会(2,200円)キャンプ概論と同じです。
■ 参考文献等
『ドイツの自然・森の幼稚園』(著)ペーター・ヘフナー (訳)佐藤竺 公人社『北欧スウェーデン発 森の教室』(
編著)A.シェバンスキー・L.O.ダールグレン・S.ショーランデル (訳)西浦和樹・足立智昭 北大路書房『むすんでみ
よう子どもと自然』(編著)井上美智子・無藤隆・神田浩行 北大路書房『ふってもはれても』(編)川和保育園 (執
筆)寺田信太郎 (執筆・写真)宮原洋一 新評論
■ 備考
「キャンプ概論」も併せて履修してください。キャンプ実習の費用として、8,500円程度、資格を取得する場合は別途費
用13,300円が必要となります。
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