シラバス

保育実習ⅠＢ

開講年次：2年次

卒業：選択　　保育士：必修

開講時期：前期　授業形態：実習　時間数：90 時間　単位：2 単位

佐久間　美智雄（実務経験あり）

■ 科目のねらい
この科目は、保育・教育の本質理解のための専門科目であり、この本質理解を基礎にした多角的、総合的視野を持って自身の保育観を構築することがねらいです。この科目は、「専門科目、保育実践」に該当するものです。（DP中項目④、⑥）

■ 授業の概要
　居住型児童福祉施設などの生活に参加し、また、実習録を毎日記入します。
施設の機能と保育士の職務について学び、また、保育・養護に関して学んだ様々な知識や技術を基礎として、これらを総合的に実践する応用力を養い、かつ子ども（利用者）に対する理解を深めることをねらいとします。授業者の児童福祉施設での実践事例も取り入れながら、授業を行います。居住型児童福祉施設などにおいて、１０日間、見学・観察実習、参加実習を行います。

■ 達成目標・到達目標
①子ども（利用者）および実習施設を観察し、的確な記録ができる。
②実習施設の機能と保育士の職務について理解できる。
③子ども（利用者）の生活などに対して適切な関わりができる。

■ 単位認定の要件
達成目標・到達目標が60％達成している。

■ 単位の認定方法及び割合

■ 実習
実習内容
１．観察および理解に関すること
○施設の機能と役割の理解
○施設利用児・者の施設内生活の理解
○人的・物的環境の観察
○利用児・者の理解
○実習施設における保育・養護計画の理解
○保育士・指導員その他の職種の職務内容と役割の理解
○保育士と保育者との関わりの観察を通しての家庭・地域社会の理解
○施設利用児・者のニーズを理解と、最善の利益についての配慮の理解
○保育士としての職業倫理の理解
○安全、および、疾病予防への配慮についての理解
実習課題
○保育士として保育・養護の体験をすること
○施設養護の現場を知ること
○保育・養護技術を習得すること
○実践を通して保育士の役割を理解すること
○保育士の仕事を理解すること

※上記の課題の他に、支障のない範囲で施設利用児・者と充分に関わることも課題となります。　

■ 時間外学修
実習に向けた準備。指導案の作成。実習録の記入。

■ 課題に対するフィードバック
授業内に担当者より受講生に伝える。

■ 使用テキスト・教材
新訂　幼稚園・保育所・児童福祉施設等実習ガイド石橋裕子 (著)，林幸範 (著) （実習指導ⅠＢと同じテキスト）

■ 参考文献等
実習の手引き

■ 備考
実習園からの評価（60％）と実習録（40％）で評価します。実習園にお送りしたお礼状のコピーを提出してください。未提出の場合は５点減点となります。

2022年度 シラバス 短期大学部 子ども学科

2022年度　シラバス　　短期大学部　子ども学科