令和4年度児童教育研究センター公開研究会を開催しました
6月15日(水)、本学において令和4年度児童教育研究センター公開研究会を開催いたしました。
今回の公開研究会は『外国語活動と外国語-成果と課題、次の段階に期待すること-』と題して、コメンテーターとして、三重大学教育学部学校教育教員養成課程英語教育コース教授 金子淳氏、東北文教大学人間科学部子ども教育学科教授 山口常夫氏、山形市小学校教育研究会外国語部会長・蔵王第三小学校長 髙橋典子氏をお招きし、山形市小学校教育研究会外国語部会の方々と共催で開催いたしました。
昨年度は、オンライン参加と本学へ移動しての参加と両方で行いましたが、会場移動をしない研究会に一本化したいとの反省を生かし、東北文教大学を本部とし完全なオンライン形式で行いました。当日の参加者は57名。山形市内小学校から38名、市外小学校から15名、行政から2名、学生2名という参加でした。
成果として、髙橋校長先生からは、教師が見通しをもった指導ができるようになったことや児童の聞き取る力が伸び英語で伝えようとする姿勢が身についてきたこと、金子先生からは、英語の免許状を所有する教員の割合が増えたことなどが上げられました。課題としては、ALTとの連携やICTの活用などがあげられました。その後、ブレイクアウトルームを使い、4人程度の少人数に分かれ、参加者一人一人が考える成果や課題を話し合ったところです。最後に山口先生から南陽市の小学校と行っている学生参加のリモート授業、金子先生からはICTを活用した評価について紹介をしていただき研究会のまとめとしました。
(文責:児童教育研究センター)
※写真使用許諾取得済