山形県招聘事業でインドネシアパプア州の高校生と教員が来訪
10月19日(火)、インドネシアパプア州の高校生2名と引率教員1名、本学の留学生別科8期生修了生ダンチェ・ナウイパさんが山形県青年海外協力協会長吉田庸一氏(本学の非常勤講師)とともに来訪しました。
内田英子学長を表敬訪問後、阿部康子総合文化学科教授の案内で、留学生別科の授業「日本語実践D」と総合文化学科の授業「リスニング・スキル」・「ウェブデザイン演習Ⅰ」を参観しました。
高校生2名は、パプア州教育庁から4,000名を越す日本語学習者から選抜された生徒さんです。
来訪者と阿部康子教授からメッセージが寄せられましたので紹介します。
「素晴らしい大学で、ここで勉強したくなった。」「パプアは、午前中で授業が終わりなので、食堂でみんなが賑やかにご飯を食べていたのが珍しかった。」「いろいろな国の留学生がいて驚いた。」「コンピュータ室が学生に開放されているのがいい。」「ビジネス演習室は、楽しみながら実際の場面が学べる。」「黒板とチョークの質がいい。」(日本語スピーチコンテストで優秀な成績をおさめた高校生シフラさんとミレルさん)
「図書館が、蔵書数、内容も素晴らしい。パプアは日本語教育の教材も手に入りにくいので、うらやましい。分別できるゴミ箱の設置がいい。介護の勉強の設備に感心した。」(高校の日本語教師サロミナ先生)
「学内見学では熱心にメモしていました。石器時代と21世紀が同居するところといわれるパプア州が山形県と姉妹州県になって15年、州都ジャヤプラでは、4,000人の高校生が日本語を学んでいます。何もかも初めての経験で、新幹線に目を輝かせながら帰国しましたがこのプログラムが今後も続くことを願っています。」(阿部康子総合文化学科教授)