「1対1マッチング型日韓学生交流プログラム報告会兼公開講座」を開催しました(2021年11月27日)
本学とサイバー韓国外国語大学は2021年12月に協定を締結してからもうすぐ4年になります。この間、サイバー韓国外国語大学からの交換留学生、客員教員、日本文化研修団の受入を行いました。また、総合文化学科の授業では遠隔で交流授業を行ったり、本学学生がサイバー韓国外国語大学の講義をオンラインで受講し単位認定されるなど、双方において、活発な交流が続いています。
今年度、コロナ禍でもできる国際交流として新たに、サイバー韓国外国語大学日本語学部の学生とオンラインで自由に交流を図るプログラムを開始したところ、今年の春に募集した第1期では、両大学合わせて100人ほどが参加し、約半年間、1対1の交流を行いました。
11月27日(土)に実施した報告会には、本学の会場の他、リモートで両大学合わせて50人ほどが参加し、成果発表を行いました。
両大学の学生の代表者4名より、今回のプログラムに参加したきっかけ、交流内容、感想などの発表があり、さらに総合文化学科開講科目「言語文化の理解と発信」の受講生4名が季節ごとの山形の魅力を紹介しました。サイバー韓外大の参加者からは山形に行ってみたいとのコメントが多数寄せられました。
両大学で実施した本プログラムに関するアンケート結果を共有し、今回の交流の機会が好意的に受け止められ、互いの文化理解の契機となっている状況がうかがえました。
また、人間関係学科 菊地和博特任教授による「済州島ヨンドン祭及び日韓比較文化」と題した講演がありました。身近な伝統行事における地域的な特徴や類似点が示され、日本と韓国の文化の絆を改めて知る機会となりました。
文責:国際センター※写真使用許諾取得済