平成30年度福祉研究センター主催事業「デンマークの介護事情」講演会が開催されました
平成30年9月27日(木)に、デンマークの介護付き高齢者住宅(プライエポーリ)のエレン・フォグ・アナセン施設長、メテ・ベダーセン・ビヤーゴー主任看護師、ヘレ・ヴァルビヤーン・クリステンセン主任看護師の3名を講師としてお招きし、福祉研究センター主催事業「デンマークの介護事情」を開催いたしました。当日は、老人福祉施設等の職員34名、人間福祉学科2年生33名、教職員11名の計78名の方々にご参加いただきました。
初めに、デンマークの介護福祉に関する研究を行っている、宮城学院女子大学教育学科長の熊坂聡教授より「デンマークの高齢者福祉」に関する基礎的な説明をしていただきました。
続いて、エレン・フォグ・アナセン施設長より介護付き高齢者住宅(プライエポーリ)での生活の様子から個人を尊重した関わりについての講演をいただきました(同時通訳)。
今後の介護施設のあり方について考えるきっかけとなった講演会となりました。
(参加者の感想)
・日常生活上の民主主義の尊重として入居者、家族、施設代表とが年10回会議をし、
その内容が運営に反映されるという話を聞いて驚いた。
・日本とは違う介護のあり方や共通している部分を知ることができてよかった。