手話部が地域のクリスマス会に参加しました
12月3日(日)山形市東部公民館にて、市民団体「手話っち」のクリスマス会に本学手話部が参加させていただきました。昨年度に続いての参加となります。今年度は、手話っち・山形西高校JRC部・本学手話部による実行委員会を作り、打ち合わせを重ねてきました。そして、企画されたクリスマス会には、山形聾学校の児童生徒と先生方をお招きしました。
当日は、手話による全員の自己紹介のあと、コスプレ・メイクをした手話っちの皆さんが「桃太郎」の紙芝居を手話でユーモアたっぷりに演じ、とても盛り上がりました。鬼退治の場面では、参加者を桃太郎チームと鬼チームに分けて、指文字しりとりゲームを行いました。そのあとで、手話っち・西高校・聾学校・本学手話部が、それぞれ手話歌を披露しました。
最後は聴覚障害当事者でもある手話っち田代あゆみ副会長の熱いメッセージとともに閉会となり、早くも来年度のアイデアが飛び出していました。山形聾学校の児童生徒ともたくさん話をすることができ、共生社会を考えるきっかけとなりました。
クリスマス会に参加して 子ども教育学科2年 三上 葵音
「実際にろう者の方と関わることができ、貴重な体験となりました。私自身、障害のことにとても興味があり、手話っちのみなさんと企画の段階から参加させていただき、わくわくした気持ちでクリスマス会に向かうことができました。当日は、自己紹介と手話歌で、『星に願いを』と『RPG』を発表しました。参加してくださった皆さんが手拍子や笑顔で見守ってくださり、私たちも楽しく手話で交流することができたと思います。その他にも、指文字でのしりとりや、ジェスチャーゲームをしました。誰に対しても理解ある世界が作れたらと改めて実感しました。この経験を今後の学生生活や私生活に活かせるように過ごしていきたいです」
文責:手話部部長 菊地果凛
顧問 杉中拓央
(写真掲載許諾済)