お知らせ

人間福祉学科1年生の介護実習Ⅱが終了しました。

特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、障がい者支援施設での17日間の実習でした。

今回の実習では、生活支援技術の習得が大きな目標になっています。直接利用者の身体に触れて介護を行う機会が多くありました。麻痺や拘縮がある方に対して腕や脚を持って動かすことに不安を感じたり、自分で動くことのできない方の介助では人間の体の重さを実感したり、実習でしか感じることのできない体験をしました。食事介助や排せつ介助、移乗介助などを心身に障かいのある方に初めて実践し、学内で学習した基本を身につけておくことの必要性を実感するとともに、対象者の理解をしなければ適切な介護は難しいことを知りました。

また、今回の実習では一人の利用者の方を担当させていただき、情報収集を行い、フェイスシートを作成しました。コミュニケーションを密に図ったり、ケース記録を閲覧したりし、その方をよく理解できるよう努力しました。

生活されている方の障がいの程度が重度で、意思疎通が難しかったり、認知症の方への関わり方に苦労したりしましたが、充実した17日間の実習となりました。

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