現代福祉学科1年生が「介護実習Ⅱ報告会」を実施しました(2022年12月23日)
12月23日(金)、現代福祉学科1年生が「介護実習Ⅱ報告会」を行いました。介護実習Ⅱは1年生の2段階となる実習で、11月1日より17日間に渡る初めての長期実習でした。ただ、今年度は新型コロナ感染症拡大状況により、予定していた期間に実習ができなかった学生も約半数おり、施設等の協力により無事実習が終了した残り半数の学生中心での報告会となりました。
学生は実習後のふりかえりを行う中で、お互いの実習体験を共有しながら、利用者への個別ケアの意味や介護福祉職としての役割などについて再確認することができ、報告会ではそのふりかえりをもとに作成した資料とパワーポイントを使用してグループごとに発表し、活発な質疑応答がなされました。
これから実習を行う学生からは「今日の報告会を意識しながら、自分も実習を頑張りたいと思います」という言葉も聞かれ、全員にとって学びを深められた有意義な報告会となりました。
【報告資料より一部抜粋】
・はじめは利用者への声がけがなかなかできなかったが、回を重ねるうちにコミュニケーションを図りながら介助を行うことができ、利用者の方から「ありがとう」など感謝の言葉をもらい、やりがいを感じた。
・利用者の方の身体状況を観察して、その方に合わせた介助が大切なのだと分かった。また、さまざまなレクリエーションを通して利用者の方が楽しみながら残存機能の維持を図ることができ、リハビリの仕方にも工夫することが大事だと思った。
・介助の手順や注意点など覚えることがたくさんあり大変だったが、だんだん慣れて自分自身の技術の成長を感じることができた。ただ、学校で学んだこととは違ったやり方もあり、介助には柔軟性が必要だと思った。
(文責:現代福祉学科)
※写真掲載許諾済