第15回「保育職就職セミナー2017」を開催しました
東北文教大学短期大学部第15回「保育職就職セミナー2017」が、子ども学科2年生を対象に平成29年7月22日(土)に開催されました。これは、毎年進路支援の一環として行っているもので、県内の幼稚園・認定こども園から5名、保育所から5名の先生方を面接官としてお招きし、就職の面接試験を想定した模擬面接を行うものです。2年生は、5月のガイダンスから園研究の仕方や面談票の書き方、面接マナーについて学び、準備してきました。当日は、面接官の先生方から入室からの態度や話し方、様々な質問への受け答えなどについてのアドバイスをいただき、保育の専門性を身に付けた職業人としての心構えを養いました。
面接をご担当いただいた先生方
【午前の部】
酒 井 智 子 先生(学校法人富澤学園 東北文教大学付属幼稚園(山形市) 園長)
佐々木 僚 先生(学校法人南風学園 あおぞら幼稚園 (山形市) 園長)
岩月 真由美 先生(学校法人善行寺学園 天童幼稚園(天童市) 教頭)
髙 橋 郁 子 先生(学校法人松原学園幼保連携型認定こども園ひばりが丘幼稚園(米沢市) 園長)
小 池 裕 子 先生(学校法人つのぶえ学園千歳認定こども園(山形市) 副園長)
【午後の部】
今 井 一 子 先生(社会福祉法人酒田保育協会新堀保育園(酒田市) 園長)
山 口 良 子 先生(社会福祉法人小百合保育園小百合第二保育園(天童市) 園長)
海 野 丈 芳 先生(社会福祉法人山形福祉会山形南保育園(山形市) 園長)
新 野 寿美子 先生(社会福祉法人木の実会木の実西部保育園(山形市) 園長)
千 葉 光 也 先生(学校法人尾花沢学園こばと保育園(尾花沢市) 園長)
【2年生 アンケートより】
・普段経験ができないような緊張感の中で面接を受けることで、本番の面接を少しイメージすることができました。また、自分が想像をしていなかった質問が多くあり、とても勉強になりました。
・他の学生の答え方や考え方を聞いて学ぶことも多く、とても参考になった。また、自分が用意した面談票を見直してみて、書くべきだったこと、考え不足だったところなど、反省点があった。
・普段なかなか感じることができない緊張感の中で、園長先生方と面接することができ、自分の足りない部分や、今後どのように改善していくと良いのかなど様々なことに気が付くことができました。本番の就職面接の際は、今回学んだこと、気付いたことを生かしていきたいと思います。
・今まで面接と聞くといつもより良い自分にならなければいけないと思い、「とても緊張していましたが、良い答えを求めているわけではなく、自分らしさを伝えることが求められていると学びました。自分を良く知り、自分の強みを伝えていくことに力を入れて面接に臨みたいです。
【見学した1年生アンケートより】
・面接の様子を見学してみて、保育に関する知識や意欲があるだけでなく、人間性が大切であるという事を学んだ。考えていた答えをただそのまま答えるだけでなく、自分の思いが伝わるようにすることが大切だと思った。
・保育のことだけでなく、山形県にある山や川などに関しても質問されていたのには驚いた。また、手遊び披露の時はやっている人だけでなく、見ている人のことも(面接官は)見ているとの事だったので、常に気を抜かず臨みたいと思った。
・お辞儀の仕方や歩く姿といったところにも気を付けて面接をしなければならないことを学んだ。思わぬアクシデントが起きても、落ち着いて対処することを学んだ。質問に対する答えを話すときは、自分の言葉で相手に伝える気持ちを持つことが大事だと考えた。