【授業紹介】[保育実習指導ⅠA]子ども学科2年生(2021年6月9日)
[保育実習指導ⅠA]は、子ども学科2年生にとって初めての外部実習となる「保育実習ⅠA」の事前・事後指導科目です。保育所の機能や、3歳未満児の発達や生活について、また実習に必要な準備や実習記録の書き方について等を学んでいきます。担当者は、石井美和講師、横沢文恵講師、郷津幸男講師です。
6月21日から2週間に渡り実施する「保育実習ⅠA」は、3歳未満児を中心に主に観察・参加実習を行います。その中で、子どもと関わるための素材の一つである「玩具」を手作りし、教材研究や、それを用いた関わり方について学びます。事前に3歳未満児の発達について触れ、まずは1歳児を対象とした玩具を制作しました。そこで得られた改善点や学びを活かしながら、今度は2歳児を対象とした玩具を制作し、6月9日(水)の授業では作ってきた玩具の試し遊びを行いました。グループで試し遊びを行う中で、2種類の付箋紙に相手の玩具の「魅力的な点」「改善点」をそれぞれ記入し、交換し合いました。そうすることで客観的な視点で玩具を改善する力や玩具のアイデアを共有していきました。
玩具の演習の後は、いよいよ始まる実習に向けて、実習での「自己目標」の重要性等の講義を受け、実際に自分の学びたいことをじっくりと考え、文章化していく演習を行いました。
文責:郷津幸男(子ども学科)
写真掲載許諾済