【授業紹介】[現代子ども論]子ども学科1年生(2022年6月15日)
子ども学科では6月15日(水)の[現代子ども論]の授業で、山形県立こども医療療育センター(児童発達支援センター 福祉型)の阿部ゆき先生に講義をして頂きました。今回の授業は、新型コロナウイルス感染症の影響からオンラインでの実施となりました。
[現代子ども論]では、「建学の精神」「現代の子どもの実態」「目指す保育者像の明確化」を目標として授業を展開しています。担当者は阿部弘生准教授です。
阿部先生からは、「保育における障がい児と保護者支援」と題し、20年以上の幼稚園教諭の経験と現在の療育を中心とした保育士としての経験から、障がい児を対象とした保育の実例と保護者支援の重要性をお話して頂きました。
さらに、保育士資格を生かした就職の幅の広がりを学ぶとともに、子ども学科の先輩としての学生時代の過ごし方へのアドバイスと激励を頂き、多くの刺激を与えられた授業となりました。
今日の講演会を聞いて、私は障がい児保育について興味や関心があるものの、障害をもった子どもとの関わり方や保護者の支援など、自分の知らないことがたくさんあることがわかりました。そのため、今日学んだ、相手を知り、理解者になることで子どもの個性を伸ばすインクルーシブ保育によって、子どもと共に自己を高め合い、理解を促す保育や、結果だけでなく過程に至るまでの挑戦する楽しさを知ってもらい、意欲的に動ける環境作りを重視する保育に感心し、実習における保育の場に取り入れていこうと思いました。
佐藤凜音(子ども学科1年、山形県立南陽高校出身)
文責:阿部弘生(子ども学科)
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